企業治験
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎患者に対するdepemokimab 100 mg皮下投与の効果と安全性を調べる治験(ANCHOR-1)
目的
慢性副鼻腔炎患者に対して、depemokimab 100mgの皮下投与が標準治療と併用された場合の有効性と安全性を、プラセボと比較して評価する治験が行われる。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上の男性または女性であることです。また、治験責任医師による評価で、鼻の内視鏡検査における鼻茸スコアが5以上であること、または鼻茸を除去するための手術歴があること、過去2年以内に鼻茸治療のために全身性ステロイド薬を使用したことがあること、または全身性ステロイド薬が医学的に不適切であるか、または全身性ステロイド薬に不耐性があることが必要です。さらに、重症の鼻茸症状を有すること、中等度または重度の鼻詰まり、鼻閉塞、鼻閉の症状、嗅覚消失または鼻漏(鼻汁)があること、および慢性副鼻腔炎の症状が2つ以上あることが必要です。ただし、一部の病気や状態を持っている人は参加できません。例えば、嚢胞性線維症、鼻腔腫瘍、真菌性副鼻腔炎、肝疾患、血管炎、COVID-19感染などがあります。また、妊娠中または授乳中の女性、または妊娠または授乳を計画している女性は参加できません。
治験内容
この治験は、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の治療法を調べるものです。治験のフェーズは3で、患者さんたちに試験薬を投与して、効果や安全性を調べます。主要な評価方法は、内視鏡検査による鼻茸スコアの変化量や、鼻閉や鼻漏、嗅覚消失などの症状スコアの変化量を調べます。また、CTスコアやSNOT-22総スコアなども評価します。治験に参加する患者さんたちは、治験薬を投与されることで、症状の改善が期待できます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
-Week 52の内視鏡検査における鼻茸スコアの合計のベースラインからの変化量(中央判定)
-Week 49 からWeek 52までの鼻閉の症状スコア[言語式評価スケール(Verbal Response Scale:VRS)]の平均値のベースラインからの変化量
第二結果評価方法
-Week 49 からWeek 52までの鼻漏(鼻汁)の症状スコア(VRS)の平均値のベースラインからの変化量
-Week 49 からWeek 52までの嗅覚消失の症状スコア(VRS)の平均値のベースラインからの変化量
-Week 52におけるLund-Mackay CTスコアのベースラインからの変化量
-Week 52におけるSNOT-22総スコアのベースラインからの変化量
-ベースラインのACQ-5スコアが0.75超の被験者における、Week 52のACQ-5スコアのベースラインからの変化量
-Week 21からWeek 24までの鼻閉の症状スコア(VRS)の平均値のベースラインからの変化量
-Week 26の内視鏡検査における鼻茸スコアの合計のベースラインからの変化量
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
depemokimab
販売名
なし
実施組織
グラクソ・スミスクライン株式会社
東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR
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