医師主導治験

免疫チェックポイント阻害薬による大腸炎治療の効果と安全性を調査する試験

治験詳細画面

目的


第II相の治験では、免疫チェックポイント阻害薬による大腸炎の患者を対象に、メサラジンの効果と安全性を評価します。ランダム化されたプラセボ対照の試験で、治療効果を調査します。

対象疾患


irAE大腸炎

参加条件


募集前

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時の年齢が18歳以上の方(性別は問わない)
登録時点で30日以上の生存が見込まれる方
本治験への参加について、本人の同意が文書により得られる方
PD-1阻害薬、PD-L1阻害薬又はCTLA-4阻害薬を投与中又は投与中止後にCTCAE Grade 2若しくは3の「下痢」又はGrade 2の「大腸炎」を発症し、irAEと診断された方
irAE大腸炎のため、主治医により抗悪性腫瘍薬の休薬が必要と判断された方
登録前14日以内(登録日は含まない)の血液検査により、それぞれ最新の値が以下の基準を満たすことが確認されている方:AST及びALTが実施医療機関の基準値上限の5倍以下、総ビリルビンが実施医療機関の基準値上限の3倍以下、クレアチニンクリアランスが実測値又はCockcroft-Gault式による推定値で15 mL/min以上

除外基準

以下のいずれかに該当する、臨床的又は内視鏡的に大腸炎が重度と判断される方:CTCAE Grade 4以上の「下痢」、CTCAE Grade 3以上の「大腸炎」、大腸内視鏡所見での「浅い潰瘍」又は「深い潰瘍」(UCEIS「びらんと潰瘍」サブスコアに準ずる)、その他、早急に副腎皮質ステロイドやインフリキシマブ等による治療が必要と判断される何らかの所見を有する。
以下の薬物をそれぞれ定められた期間内に投与されている方:5-ASA製剤、サラゾスルファピリジン(SASP)製剤、副腎皮質ステロイド※、シクロスポリン、タクロリムス、メトトレキサート:登録前4週間、インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ、ベドリズマブ、リサンキズマブ:登録前12週間
以下の薬物について、それぞれ定められた期間内に開始されている、又は用法・用量の変更が行われている方:アザチオプリン、6-メルカプトプリン、ミコフェノール酸モフェチル:登録前8週間、トファシチニブ、フィルゴチニブ、ウパダシチニブ:登録前4週間
潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管型ベーチェット病、家族性地中海熱関連腸炎のいずれかと診断されている、又は過去に罹患したことのある方
スクリーニング時点で、細菌性腸炎、ウイルス性腸炎、虚血性大腸炎、寄生虫感染による腸炎、GVHD腸炎のいずれかと診断されている、又は臨床的に疑われている方
人工肛門を造設されている方
消化管の手術を予定されている方
その他、治験責任医師又は治験分担医師により治験への参加が不適当と判断された方
以下のいずれかに該当する、臨床的又は内視鏡的に大腸炎が重度と判断される方:CTCAE Grade 4以上の「下痢」、CTCAE Grade 3以上の「大腸炎」、大腸内視鏡所見での「浅い潰瘍」又は「深い潰瘍」(UCEIS「びらんと潰瘍」サブスコアに準ずる)、その他、早急に副腎皮質ステロイドやインフリキシマブ等による治療が必要と判断される何らかの所見を有する。
以下の薬物をそれぞれ定められた期間内に投与されている方:5-ASA製剤、サラゾスルファピリジン(SASP)製剤、副腎皮質ステロイド※、シクロスポリン、タクロリムス、メトトレキサート:登録前4週間、インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ、ベドリズマブ、リサンキズマブ:登録前12週間
以下の薬物について、それぞれ定められた期間内に開始されている、又は用法・用量の変更が行われている方:アザチオプリン、6-メルカプトプリン、ミコフェノール酸モフェチル:登録前8週間、トファシチニブ、フィルゴチニブ、ウパダシチニブ:登録前4週間
潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管型ベーチェット病、家族性地中海熱関連腸炎のいずれかと診断されている、又は過去に罹患したことのある方
スクリーニング時点で、細菌性腸炎、ウイルス性腸炎、虚血性大腸炎、寄生虫感染による腸炎、GVHD腸炎のいずれかと診断されている、又は臨床的に疑われている方
人工肛門を造設されている方
消化管の手術を予定されている方
その他、治験責任医師又は治験分担医師により治験への参加が不適当と判断された方

治験内容


この治験は、irAE大腸炎という疾患を対象に行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2の段階にあります。主な評価方法は、投与後4週間で臨床的な改善が見られ、かつステロイド投与を回避できた割合です。さらに、内視鏡的な結果や臨床的な寛解率、ステロイドの使用状況なども評価されます。治験の進行状況や有害事象の発生率なども調査されます。治験のスケジュールに従って、様々な時点で検査や評価が行われます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

メサラジン

販売名

アサコール

実施組織


広島大学病院

広島県広島市南区霞1丁目2−3

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