医師主導治験
特発性肺線維症患者に対するADR-001の初期・中間段階の臨床試験
目的
この治験は、特発性肺線維症(IPF)患者に対して、ADR-001の安全性と有効性を調べることを目的としています。具体的には、ADR-001の安全性を評価し、最大耐用量を決定し、有効性を探索的に評価します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、40歳以上の男性・女性で、治験の目的や内容、薬の効果や危険性について十分に説明を受け、同意書にサインしている患者です。また、特定の肺の病気(IPF)で、肺機能や血液検査の結果が一定の範囲内であることが必要です。ただし、気管支拡張剤を使用しても肺機能が改善しない患者や、重篤な臓器障害や合併症を持つ患者、妊娠中の女性などは参加できません。また、責任医師や分担医師によって不適格と判断された患者も参加できません。
治験内容
この治験は、特発性肺線維症という病気を対象に行われます。治験のフェーズはフェーズ1で、まずは安全性を評価することが主な目的です。治験に参加する人たちには、最大耐用量や用量制限毒性などの安全性に関する評価が行われます。また、副次的に有効性についても評価されます。自覚症状や肺炎のマーカー、血液中の酸素濃度などが測定され、治療効果があるかどうかが調べられます。治験に参加する人たちの健康と安全を最優先に考え、正確なデータを収集することが目的です。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
主要評価項目:安全性
最大耐用量(MTD)、用量制限毒性(DLT)、有害事象・不具合・頻度・程度
第二結果評価方法
副次評価項目:有効性
自覚症状、間質性肺炎マーカー、動脈血ガス分析(PaO2)、胸部CT画像、
6分間歩行試験、呼吸機能検査、SGRQ-Ⅰ日本語版
治験フェーズ
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
同じ対象疾患の治験
- 特発性肺線維症患者に対する薬剤BMS-986278の効果、安全性、耐用性を調べる多施設共同のランダム化二重盲検プラセボ対照の第3段階の試験。
- 特発性肺線維症や進行性線維化を伴う肺疾患患者に対する1分間椅子立ち上がりテストの有用性を、比較試験で調べる。
- 特発性肺線維症患者に対する薬剤HZN-825の効果、安全性、耐用性を評価する、第Ⅱb相の多施設共同試験(プラセボ対照、ランダム化、二重盲検、反復投与)
- 肺線維症と肺がんの手術後治療におけるニンテダニブの安全性に関する試験
- 特発性肺線維症の急激な悪化に対する免疫グロブリン療法の効果についての研究
- 特発性肺線維症患者に対する新薬PRM-151の効果と安全性を調べるための大規模なプラセボ対照試験 (STARSCAPE)
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。