成人の一次性免疫性血小板減少症患者を対象としてefgartigimod(ARGX-113)PH20皮下投与による有効性及び安全性を評価する多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照第III相臨床試験

目的

慢性一次性 ITP 患者の血小板数の持続的臨床効果(定義:Week 19~24 の血小板数を測定する 6 回の来院中 4 回以上で血小板数50×10^9/L 以上を達成)の観点から見た有効性られた慢性 ITP 患者の割合をefgartigimod PH20 SC とプラセボ PH20 SCとで比較検討すること

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

一次性免疫性血小板減少症(ITP)


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

以下の基準をすべて満たしている患者のみである。

1.治験要件を理解し、文書による参加同意を示す能力があり(治験関連医学情報の使用及び開示に関する同意を含む)、かつ治験実施計画書に定める各種手順(必要な治験来院の受診を含む)を遵守する意思を有して実行できる患者

2.同意説明文書(ICF)への署名時点で20歳以上の男女

3.無作為化の3ヵ月以上前に米国血液学会の診断基準に基づく一次性ITPの確定診断を受けて、かつ他に血小板減少症の要因が考えられない患者

4.過去のITP治療(TPO-RA以外の薬剤)に対する反応によって、ITPの確定診断ができると治験責任医師が判断した患者

5.先行する 3 ヵ月間に 3 回以上記録されている要件を満たす血小板測定(血小板測定はスクリーニング期間に 2 回以上[スクリーニング期間中の 1 回及び無作為化当日(Visit1)の治験薬投与前の 1 回]実施されていなければならない)にて、平均血小板数が30×10^9/L 未満である患者。先行する 3 ヵ月間に、3 回目の血小板数測定が実施されていない場合、スクリーニング期間中に 3 回目の血小板測定を行う。

6.スクリーニング前の既往歴として血小板数が30×10^9/L未満である患者

7.治験開始時にITPに対する併用療法を受けており、かつ過去にITP治療歴が1回以上あるか、又は治験開始時にITP治療を受けていないが(注釈参照)ITP治療歴が2回以上ある患者許容されている併用ITP治療をベースラインで受けている患者は、無作為化前4週間以上にわたって、一定の用量及び投与頻度で投与を受けていなければならない。許容されている併用ITP治療薬としては、コルチコステロイド、ダナゾール、ビンカアルカロイド、経口免疫抑制薬、dapsone、fostamatinib、及び/又は経口TPO-RAが挙げられる。注:併用ITP治療を受けていない患者もまた、ベースライン前4週間以上にわたって[抗CD20療法薬(例:リツキシマブ)によるITP前療法の場合、6ヵ月以上にわたって]、ITP前療法を受けていなければ、本治験の対象となる。

8.妊娠可能な女性:

「妊娠可能な女性」の定義に該当する女性患者は、スクリーニング時の血清妊娠検査、及び治験薬投与前(ベースライン時)の尿妊娠検査の結果が陰性でなければならない。

治験期間中及び治験薬の最終投与後 90 日間は、効果の高い又は許容できる避妊法を 1 ヵ月以上にわたり安定した用法用量で使用しなければならない。

9.妊娠可能な女性パートナーとの性行為を行う可能性がある男性患者(不妊男性以外)は、同意説明文書への署名時から治験薬最終投与まで、許容できる避妊法、すなわちコンドームを使用しなければならない。また、この期間に、男性患者が精子ドナーとなることは許可されていない。

10.日本の治験実施医療機関で参加する日本人患者のみ:日本人患者の定義は、両親及び4名の祖父母が日本人であり、日本国籍を有し、日本生まれであり、日本以外の居住年数が合計で10年を超えておらず、現時点で日本に住んでいる患者とする。


除外基準

以下のいずれかの基準に該当する患者は、本治験には参加できない。

1. 他の病態(例:リンパ腫、慢性リンパ性白血病、ウイルス感染、肝炎)に伴う二次性ITP/血小板減少症、薬剤起因性血小板減少症、同種免疫性血小板減少症、骨髄異形成症に伴う血小板減少症、又は造血幹細胞移植

2. 抗凝固薬(例:ビタミン K 拮抗薬、直接経口抗凝固薬)を無作為化前 4 週間以内に投与された患者

3. 輸血を無作為化前 4 週間以内に受けた患者

4. 免疫グロブリン(Ig)投与(静注、皮下、筋肉内投与)又は血漿交換療法(PLEX)を無作為化前 4 週間以内に受けた患者

5. ロミプロスチムを無作為化前 4 週間以内に投与された患者

6. 脾臓摘出術を無作為化前 4 週間以内に受けた患者

7. 他の治験薬を治験薬の初回投与前 3 ヵ月以内又は薬剤半減期の 5 倍の期間内(いずれか長い方)に投与された患者

8. モノクローナル抗体又は上記以外の Fc 融合タンパク質を、治験薬の初回投与前 6 ヵ月以内に投与された患者(例:抗 CD20)

9. 以下の臨床的に問題となる臨床検査値異常がスクリーニング来院時に認められた患者

- ヘモグロビン 9 g/dL 以下

又は

- 国際標準比 1.5 超、又は活性化部分トロンボプラスチン時間が基準値上限の 1.5 倍超

又は

- 総 IgG 値 6 g/L 未満

10. 悪性腫瘍の既往を有する患者。ただし、適切な治療により治癒したと考えられ、治験薬の初回投与前 3 年以上にわたり再発所見のない患者は除く。以下に該当する患者は、いつでも参加が認められる。

a. 適切な治療が施された皮膚の基底細胞癌又は扁平上皮癌

b. 子宮頸部上皮内癌

c. 乳房上皮内癌、又は

d. 組織学的検査で偶発的にみつかった前立腺癌(TNM 病期分類 T1a 又は T1b)

11. 適切な降圧治療にもかかわらず、160 mmHg(収縮期)及び/又は 100 mmHg(拡張期)を超える血圧上昇を繰り返すコントロール不良の高血圧を有する患者

12. 重大な血栓性又は塞栓性の病態(例:心筋梗塞、脳卒中、深部静脈血栓症、肺塞栓症)を無作為化前 12 ヵ月以内に発症した患者

13. 凝固障害若しくは遺伝性血小板減少症の既往がある患者、又は血小板減少症の家族歴がある患者

14. ITPで予想される出血以外に、治験責任医師等が緊急治療又は処置を要すると判断する臨床的に重大な臓器の活動性出血又は粘膜内出血が認められる患者(例:頭蓋内出血、肺出血、濃厚赤血球輸血を継続的に要する出血)

15. ITPで予想される出血以外に、治験責任医師等が緊急治療又は処置を要すると判断する臨床的に重大な臓器の出血又は粘膜内出血のリスクが高いと考えられる患者

16. 他の非常に重篤な疾患の臨床所見を有している患者、大手術を最近受けた患者、又は治験結果に何らかの影響を及ぼしたり被験者を危険にさらしかねないと治験責任医師が考える他の病態を有する患者

17. スクリーニング時のウイルス血清抗体検査が陽性となり、以下に示す活動性ウイルス感染が疑われる患者

a. B 型肝炎ウイルス(HBV)による急性感染又は慢性感染(HBV DNA検査陰性の場合は除く)

(https://www.cdc.gov/hepatitis/HBV/PDFs/SerologicChartv8.pdf)

b. C 型肝炎ウイルス(HCV)(HCV 抗体検査の結果、HCV RNA 検査陰性の場合は除く)

c. ヒト免疫不全ウイルス[後天性免疫不全症候群(AIDS)関連疾患を示唆する検査結果、又は CD4 細胞数が 200 個/mm^3未満]

18. efgartigimod、rHuPH20、又は含有添加物に対する過敏反応を示したことがある患者

19. 過去に efgartigimod を用いた臨床試験に参加し、治験薬投与を 1 回以上受けたことのある患者

20. 妊婦又は授乳婦、並びに治験期間中又は治験薬の最終投与後 90 日以内に妊娠を計画している女性患者

21. スクリーニング時に、臨床的に重大なコントロール不良の活動性又は慢性の細菌感染、ウイルス感染、真菌感染を有する患者

22. ITP の臨床症状の正確な評価に影響を及ぼしかねない、又は被験者を危険にさらしかねないと治験責任医師が判断する、他の自己免疫疾患を有する患者

23. 適切な治療にもかかわらず、極めて不安定又はコントロール不良であり、患者を過度のリスクにさらすおそれのある ITP 以外の急性又は慢性疾患の臨床所見を有する患者(心血管系疾患、呼吸器疾患、血液疾患、消化器疾患、内分泌系疾患、肝疾患、腎疾患、神経疾患、悪性疾患、感染性疾患、コントロール不良の糖尿病等)

24. アルコール、違法薬物又は医薬品の乱用歴がある(スクリーニング前 12 ヵ月以内)、又は現在も乱用中の患者

25. 生/弱毒生ワクチンをスクリーニング前 4 週間以内に接種した患者。不活化ワクチン、サブユニットワクチン、多糖体ワクチン、又は結合型ワクチンの接種患者は、スクリーニング前の接種時期にかかわらず除外基準に該当しない。

26.日本の治験実施医療機関で参加する患者のみ:スクリーニング来院時にヘリコバクターピロリ陽性の患者

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

血小板数の持続的臨床効果(定義:Week 19~24の血小板数を測定する6回の来院中4回以上で血小板数50×10^9/L以上を達成)が認められた慢性ITP患者の割合


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)およびボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

argenx BV


住所

東京都港区虎ノ門4-3-9 住友新虎ノ門ビル6階