企業治験
急性心筋梗塞患者の心不全に対するエンパグリフロジンの効果を調べる試験
目的
この治験は、急性心筋梗塞で入院した高リスク患者において、心不全による初回入院または全死亡までの期間を調べるために行われます。エンパグリフロジンという薬を標準治療に加えた場合、プラセボ(偽薬)に比べて効果があるかどうかを検証することが目的です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性または女性であることです。また、自然発症の心筋梗塞を診断された患者で、入院後14日以内にランダムに割り付けられた患者、または心不全の高リスク患者であることが必要です。さらに、65歳以上である、心臓の機能が低下している、糖尿病や高血圧などの危険因子がある、などの条件を満たす必要があります。ただし、慢性心不全や心原性ショックの既往歴がある、血圧が低い、冠動脈バイパス術が予定されている、などの場合は参加できません。
治験内容
今回の治験は、心筋梗塞という病気を対象に行われます。治験のフェーズは3で、これは治験が進んでいる段階を表しています。治験の目的は、新しい治療法が効果的かどうかを調べることです。主要な評価方法は、初回の心不全による入院までの期間、または全死亡までの期間を調べることです。つまり、この治験では、新しい治療法が心筋梗塞の患者さんの病気を改善するかどうかを調べるために、入院や死亡までの期間を比較しています。
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
エンパグリフロジン
販売名
ジャディアンス錠10mg
実施組織
Fortrea Inc.
東京都中央区晴海1丁目8番11号 晴海トリトンスクエア オフィスタワーY8階
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