日本人健康成人を対象としてEpetraborole錠の薬物動態(PK)、安全性及び忍容性、並びにアルコール脱水素酵素(ADH)遺伝子型がEpetraborole及び代謝物M3のPKに及ぼす影響を評価する第1相非盲検単回投与試験

治験

目的

日本人健康被験者における、epetraboroleのPK、並びにADH遺伝子型がepetraborole及び代謝物M3のPKに及ぼす影響を評価する。

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上65歳 以下


選択基準

1. ICFへの署名時の年齢が18~65歳の健康な成人男性及び(又は)女性

2. 書面によるICFを提出する意思及び能力がある者

3. スクリーニング時にBMIが18.5 kg/m2以上及び28.0 kg/m2以下、並びに体重45.0~100.0 kgの者

4. 身体検査、バイタルサイン、12誘導心電図、及び臨床検査結果に基づき、スクリーニング時及びDay -1に臨床的に問題となる(CS)所見がなく、医学的及び血行動態的に安定している者

5. 軽度、非喫煙者、又は元喫煙者(軽度喫煙者とは、治験薬投与前の少なくとも90日間、1日の喫煙本数が5本以下の者と定義する。元喫煙者とは、治験薬投与の少なくとも180日間前にニコチン製品の使用を完全に中止した者と定義する。)

6. 治験期間中はアルコールを摂取しないことに同意する者(F/U来院まで)

7. 全ての治験評価を実施すること、また入院期間及びF/U来院を含めた治験実施計画書スケジュールを遵守する意志及び能力を有する者

8. 採血に適した静脈アクセスが取れる者

9. WOCBPでは、スクリーニング時及びDay -1に妊娠検査陰性であり、治験期間中に必要に応じて追加の妊娠検査を受ける意思がある者。妊娠する可能性がないと判断するためには、女性は卵管結紮術、子宮摘出術、両側卵管卵巣摘除術のいずれかを受けているか、又は閉経(スクリーニング時に最終月経から12ヵ月超経過、及び卵胞刺激ホルモン値40 mIU/mL以上)後でなければならない。女性の不妊手術については証明文書の提供は不要であり、口頭による確認で十分である。

10. WOCBPは、治験期間中(ICFへの署名からF/U来院まで)及び治験薬投与後30日間に1種類の避妊法(例、女性用コンドーム又は男性パートナーがコンドームを使用)に加えて、日本で承認されている他の1種類の効果の高い避妊法(例、経口避妊薬[OCP])を用いるか、又は禁欲することに同意し、これを遵守しなければならない。パートナーが同性である女性被験者は避妊を行う必要はない。

11. WOCBPは、治験期間中(ICFへの署名からF/U来院まで)及び治験終了後の1月経周期までに、卵子又は卵母細胞(すなわち、ヒト卵子)を提供しないことに同意しなければならない。

12. 男性は不妊手術を受けているか(精管切除を受けてから30日超経過している)、禁欲をするか、又はWOCBPと性的関係にある場合は、被験者及びそのパートナーが不妊手術(例、卵管閉塞、子宮摘出、両側卵管摘除、両側卵巣摘除)を受けているか、許容可能な効果の高い避妊法をスクリーニング時から治験終了(F/U来院)まで用いなければならない。許容可能な避妊法には、コンドームの使用、及び女性パートナーによる有効な避妊法の使用が含まれ、これには以下のものが含まれる。OCP、長時間作用性の埋め込み型ホルモン剤、注射用ホルモン剤、腟リング、又は子宮内器具。同性のパートナーがいる者は、それが好ましいライフスタイル及び通常のライフスタイルである場合に適格とする。

13. 男性は、治験期間中(ICFへの署名からF/U来院まで)及び治験薬投与後90日間、精子を提供しないことに同意しなければならない。

14. 被験者は、COVID-19への曝露を最小限にすることに関する日本の保健当局である厚生労働省の最新の勧告に、スクリーニングからF/U来院まで従うことに同意しなければならない。


除外基準

1. 治験担当当師によりCSと判断された過去6ヵ月以内の急性疾患又は大手術を含む重大な心血管疾患、肺疾患、肝疾患、腎臓疾患、血液疾患、消化管疾患、内分泌疾患、免疫疾患、皮膚疾患又は神経疾患の既往歴を有する中の者

2. 水で固形の経口錠剤をそのまま飲み込むことができない者

3. HIV、B型肝炎表面抗原、又はC型肝炎ウイルス抗体の検査陽性、又はCOVID-19感染の検査陽性の者

4. スクリーニング時又は治験薬投与前の薬物もしくはアルコール検査が陽性の者。ただし、治験担当医師および治験依頼者のメディカルモニターが承認した処方薬の使用に起因する陽性反応を除く。

5. スクリーニング前6ヵ月以内に、女性で週7杯、男性で週14杯(1杯=ワイン5オンス[150 mL]、ビール12オンス[360 mL]、ハードリカー1.5オンス[45 mL])を超えるアルコール定期摂取歴がある者

6. 治験薬投与前7日以内に処方薬又は市販薬(赤血球造血刺激因子製剤、ハーブ製剤、ビタミンを含む)を服用した者

注:ホルモン性避妊薬、及び一過性の頭痛又はその他の軽微な疼痛の治療のためのアセトアミノフェン又は非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の必要に応じた断続的な服用は例外である。治験担当医師と治験依頼者のメディカルモニターは、治験期間中の薬剤について事前の使用が許容可能かどうかについて話し合うことが奨励される。

7. Day 1の投与前30日以内(COVID-19ワクチンのみ14日以内)、及び治験期間中(F/U来院まで)にワクチン接種を受けたか、ワクチン接種(COVID-19及びインフルエンザを含む)の予定がある者

8. 治験担当医師の判断により、何らかの薬剤に対し、被験者の安全性を損なうおそれのある重大な過敏反応又はアナフィラキシーの既往の記録がある者

9. スクリーニング時にヘモグロビンが10.0 g/dL未満又は6.2 mmol/L未満(有害事象共通用語規準に基づくグレード2以上の貧血)である者

10. スクリーニング前28日以内に血液又は血漿を供血した者、もしくはスクリーニング前28日以内に症候性の失血又は出血を示した者

11. ALT又はASTが基準値上限(ULN)の3倍超、又は総ビリルビンがULNの2倍超によって示される重度肝機能障害、又は肝硬変若しくは末期肝疾患(例、腹水、肝性脳症)の臨床徴候を有する者

12. 妊娠中又は授乳中の者

13. スクリーニング時の3回連続測定の12誘導心電図に基づく平均のFridericiaの式を用いて心拍数で補正したQT間隔(QTcF)が480 msec超である者

14. Day 1前30日以内(又は半減期の5倍の期間のうち、いずれか長い期間)に治験介入(治験ワクチンを含む)を受けたか、侵襲的な治験医療機器を使用した者

15. Epetraboroleの投与歴を有する者

16. 治験担当医師の判断により、治験実施計画書で定められた事項の実施に十分な協力ができない、又は遵守しない可能性が高いなど、本治験の参加に適さないと思われるような状況又は以前に実施した治療での出来事がある者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

日本人健康被験者における、epetraboroleのPK、並びにADH遺伝子型がepetraborole及び代謝物M3のPKに及ぼす影響を評価する


第二結果評価方法

日本人健康被験者における、epetraboroleの安全性及び忍容性を有害事象(AE)、臨床検査、心電図(ECG)、身体検査、及びバイタルサインに基づき評価する。

利用する医薬品等

一般名称

AN2-501971


販売名

なし