医師主導治験

成人発症スチル病(AOSD)の副腎皮質ステロイドに抵抗性の患者に対する、5-アミノレブリン酸塩酸塩/クエン酸第一鉄ナトリウム(5-ALA-HCl/SFC)の治療効果を調べる第Ⅱ相試験

治験詳細画面

目的


この治験は、副腎皮質ステロイドに抵抗性のAOSD患者に対して、5-アミノレブリン酸塩酸塩/クエン酸第一鉄ナトリウム(5-ALA-HCl/ SFC)が有効かどうかを評価するものです。プラセボ群、100mg群、300mg群を比較して、疾患活動性の改善を評価し、投与開始4週以降Adapted ACR 30を達成した被験者に対して、8週時での副腎皮質ステロイドの減量を評価します。また、治験期間中に収集された有害事象などの情報を用いて、5-ALA-HCl/ SFC投与時の安全性を評価します。

対象疾患


成人発症スチル病

参加条件


募集終了

男性・女性

16歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時に16歳以上の方、性別は不問です。
自由意思によるインフォームド・コンセントが書面により取得でき、治験実施計画書の要件の遵守が可能な方。18歳未満の方は代諾者から文書による同意が得られており、原則として本人からも同意が得られていること。
妊娠の可能性のある女性または妊娠の可能性のある女性との性的活動がある男性は、治験期間中及び治験薬最終投与日の翌日まで効果的な避妊法(例:コンドーム)を使用することに同意できる方
16歳以上で発症し、Yamaguchiらの分類基準(1992年)でAOSDと診断された方
プレドニゾロン換算で0.4mg/kg/日以上で2週間以上の副腎皮質ステロイド投与に対して治療抵抗性の病歴を有する方
プレドニゾロン換算で10mg/日以上を同意取得の1週間以上前から一定用量で内服しているにもかかわらず、スクリーニング期間中に以下a-c全ての疾患活動性を有する方 a. AOSDによる38℃を超える発熱を1日でも認める方 b. 活動性関節数(圧痛関節数(68関節)または腫脹関節数(66関節))が2以上の方 c. ESR (Westergren法) が20mm/h以上またはCRPが1.0mg/dL以上の方

除外基準

重大な感染症(活動性結核を含む)がある方
同意取得前12週以内に生ワクチンの接種を受けた方
スクリーニング用検査によりHBV抗体、HCV抗体、HIV抗体が陽性である方
ポルフィリン症/光線過敏症を合併または既往歴のある方
ヘモクロマトーシスの方
アミノレブリン酸、クエン酸第一鉄ナトリウム、ポルフィリンまたはその添加物にアレルギーまたは過敏症を呈する、または忍容性がないことが確認されている方
同意取得前12週以内に活動性マクロファージ活性化症候群(MAS)または播種性血管内凝固症候群の既往がある方
透析中の方
重度の肝機能障害(AST、ALTのいずれかがスクリーニング検査時に施設基準値上限の5倍を超える)の方
登録前1週以内にALA含有または鉄が主成分の薬剤・サプリメントを使用した方
登録前12週以内にカナキヌマブ、インフリキシマブ、インフリキシマブバイオシミラーを使用した方
登録前8週以内にゴリムマブ、アダリムマブ、アダリムマブバイオシミラー、セルトリズマブペゴル、アバタセプトを使用した方
登録前4週以内にトシリズマブ、サリルマブを使用した方
登録前2週以内にエタネルセプト、エタネルセプトバイオシミラーを使用した方
登録前12週以内または平均消失半減期の5倍以内のどちらかの期間にその他の生物学的製剤を使用した方
登録前2週以内にトファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブ等の分子標的治療薬を使用した方
登録前2週以内にシクロスポリン、タクロリムス、アザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、ミゾリビン等の免疫抑制薬(内服薬)を使用した方
登録前4週以内にシクロフォスファミド等の免疫抑制薬(静脈内投与)を使用した方
登録前4週以内にメトトレキサート、その他の疾患修飾性抗リウマチ薬の用量を変更した方
重篤な疾患を合併しており、治験対象として治験責任医師あるいは治験分担医師が不適当と判断した方
重大な感染症(活動性結核を含む)がある方
同意取得前12週以内に生ワクチンの接種を受けた方
スクリーニング用検査によりHBV抗体、HCV抗体、HIV抗体が陽性である方
ポルフィリン症/光線過敏症を合併または既往歴のある方
ヘモクロマトーシスの方
アミノレブリン酸、クエン酸第一鉄ナトリウム、ポルフィリンまたはその添加物にアレルギーまたは過敏症を呈する、または忍容性がないことが確認されている方
同意取得前12週以内に活動性マクロファージ活性化症候群(MAS)または播種性血管内凝固症候群の既往がある方
透析中の方
重度の肝機能障害(AST、ALTのいずれかがスクリーニング検査時に施設基準値上限の5倍を超える)の方
登録前1週以内にALA含有または鉄が主成分の薬剤・サプリメントを使用した方
登録前12週以内にカナキヌマブ、インフリキシマブ、インフリキシマブバイオシミラーを使用した方
登録前8週以内にゴリムマブ、アダリムマブ、アダリムマブバイオシミラー、セルトリズマブペゴル、アバタセプトを使用した方
登録前4週以内にトシリズマブ、サリルマブを使用した方
登録前2週以内にエタネルセプト、エタネルセプトバイオシミラーを使用した方
登録前12週以内または平均消失半減期の5倍以内のどちらかの期間にその他の生物学的製剤を使用した方
登録前2週以内にトファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブ等の分子標的治療薬を使用した方
登録前2週以内にシクロスポリン、タクロリムス、アザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、ミゾリビン等の免疫抑制薬(内服薬)を使用した方
登録前4週以内にシクロフォスファミド等の免疫抑制薬(静脈内投与)を使用した方
登録前4週以内にメトトレキサート、その他の疾患修飾性抗リウマチ薬の用量を変更した方
重篤な疾患を合併しており、治験対象として治験責任医師あるいは治験分担医師が不適当と判断した方

治験内容


この治験は、成人発症スチル病という病気に対する治療法の効果を調べるものです。治験のフェーズは2で、治験薬を4週間投与した時に、Adapted ACR 30という指標が改善されたかどうかを評価します。また、有効性の評価項目として、さらに様々な指標を評価します。安全性の評価項目として、有害事象や臨床検査、医学的に重要な指標などを評価します。治験の目的は、成人発症スチル病の治療法を改善することです。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

アミノレブリン酸塩酸塩、クエン酸第一鉄ナトリウム

販売名

なし

実施組織


長崎大学病院

長崎県長崎市坂本1-7-1

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