治験の目的は、特発性多中心性キャッスルマン病患者に未治療または既存治療中の患者を対象に、新しい治療薬フィルゴチニブ200 mgの安全性と効果を8週間投与した際に評価することです。
男性・女性
18歳以上
64歳以下
この治験は、特発性多中心性キャッスルマン病という疾患に対する新しい治療法を調査するための研究です。治験はフェーズ1で行われており、患者の安全性や治療効果を評価します。 主な評価方法は、患者が治療中に経験する有害事象や副作用の発現割合、さらに臨床検査結果(血液検査、CTスキャン、心電図など)を評価します。また、治療後の患者の状態を評価するために、治療開始から2、4、8週目における様々な指標(CRP、ヘモグロビン、アルブミンなど)の変化も評価されます。 治験の目的は、新しい治療法が患者の症状や生活の質にどのような影響を与えるかを調査し、治療の安全性や有効性を確認することです。治験に参加する患者は、治験の進行や結果について詳しく説明を受けることが重要です。
介入研究
有害事象(有害事象発現割合、重篤な有害事象発現割合、副作用発現割合、投与中止に至った有害事象発現割合、死亡に至った有害事象発現割合)
臨床検査(血液学的検査、血液生化学検査、CTスキャン検査(造影)、12誘導心電図、尿定性検査)
2、4、8週目における以下の項目
1. CHAPスコア(CRP、ヘモグロビン、アルブミン、PS)のベースラインからの変化
2. CRP(mg/dL) のベースラインからの変化
3. ヘモグロビン(g/dL)のベースラインからの変化*1
4. アルブミン(g/dL)のベースラインからの変化
5. ECOG PS.のベースラインからの変化
6. SF-36のベースラインからの変化
7. 医師による総合評価(100mmVAS)のベースラインからの変化
8. 患者による総合評価(100mmVAS)のベースラインからの変化
9. CHAPスコアの1点減少を達成した8週目の患者の割合
*1 各評価日と次の評価日の間に一度でも輸血が行われた場合は、次の来院時のみCHAPスコアにおけるヘモグロビンは4点として評価する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
フィルゴチニブマレイン酸塩
ジセレカ錠200㎎
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
長崎県長崎市坂本1-7-1
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