非感染性角膜潰瘍に対するヒト脂肪由来間葉系幹細胞の安全性を検討する探索的試験

再生医療

目的

現行の保存療法が無効な特発性周辺部角膜潰瘍及びcGVHDに伴う角膜潰瘍を対象に、ヒト脂肪由来間葉系幹細胞を結膜下注射した時の安全性を確認することを目的とする。あわせて探索的に有効性を確認する。対象とする二疾患はいずれも穿孔し角膜移植になる可能性が非常に高い疾患である。当該再生医療等による治療法が従来の治療法と比べて優れている点として、低侵襲であることが挙げられる。既存治療としては角膜穿孔に対する角膜移植術が施行されているが、角膜移植は拒絶反応と移植片機能不全に陥ることが半数であり、本治療が対象患者に奏功すれば侵襲の少ない治療を患者に提供できる可能性がある。

お問い合わせ情報

組織
慶應義塾大学病院

メールアドレス
yasuko.saito@keio.jp

電話番号
03-5315-4278

基本情報

募集ステータス
募集中


フェーズ1

同じ対象疾患の治験

(1件)

    参加条件

    性別

    男性・女性


    年齢

    20歳 以上上限なし


    選択基準

    1)本研究への参加について、本人からの自由意思により文書同意が取得されている患者2)同意取得時の年齢が満20歳以上の男女3)眼痛を伴った充血、流涙、羞明感を有する患者4)局所及び全身の内科的抗炎症療法(ステロイド及び免疫抑制剤)が奏効せず潰瘍の進行を認めた特発性周辺部角膜潰瘍患者又は慢性移植片対宿主病に伴う角膜潰瘍患者(いずれも片眼性)慢性移植片対宿主病患(chronic graft versus hostdisease;cGVHD)とは臓器移植に伴う合併症のひとつ。特発性周辺部角膜潰瘍の場合において潰瘍範囲は1象限以上2象限以下とする。


    除外基準

    1)リウマチ性(膠原病性)角膜周辺部潰瘍患者2)ブドウ球菌性周辺部潰瘍患者3)兎目や眼球突出による角膜潰瘍患者4)テリエン周辺角膜変性患者5)強膜炎患者6)重篤な心・腎・肝・呼吸器疾患の合併する患者7)妊婦及び妊娠の可能性のある、又は本臨床研究期間に妊娠を計画している女性、又はパートナーの妊娠を希望する男性8)悪性新生物を合併する患者9)静脈血栓症や肺塞栓を合併する患者10)同意日前3ヵ月以内に、他の治験、臨床研究及び製造販売後臨床試験等の臨床試験に参加した患者、又は本臨床研究施行中に他の治験、臨床研究及び製造販売後臨床試験等の臨床試験に参加する予定のある患11)両眼性の角膜潰瘍患者12)コントロール不良の糖尿病患者13)本臨床研究施行中に外科的療法を予定している患者14)ペニシリン系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質にアレルギーがある又はアレルギーの既往がある患者15)その他研究責任医師又は研究分担医師が研究対象として不適当と判断した患者

    治験内容

    介入研究


    主要結果評価方法

    安全性:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞の結膜下注射による副作用(全身症状、注入局所の変化(疼痛、腫脹)、バイタルサイン(体温・脈拍・血圧変動)、臨床検査値(肝腎心肺機能障害)


    第二結果評価方法

    有効性:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞の結膜下注射による病態の経時的変化、角膜潰瘍面積、前眼部3 次元光干渉断層計による角膜形状解析、視力検査・眼圧検査

    利用する医薬品等

    一般名称

    販売名

    組織情報

    同じ対象疾患の治験

    (1件)