この治験の目的は、現在の治療法が効果がない特発性周辺部角膜潰瘍及びcGVHDに伴う角膜潰瘍に対して、ヒト脂肪由来間葉系幹細胞を結膜下注射した時の安全性を確認し、有効性を調べることです。この治療法は、従来の角膜移植手術よりも低侵襲であり、成功すれば患者にとって少ない侵襲で治療ができる可能性があります。
男性・女性
20歳以上
上限なし
この治験は、特発性周辺部角膜潰瘍及びcGVHDに伴う角膜潰瘍を対象としています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1になります。治験の目的は、ヒト脂肪由来間葉系幹細胞の結膜下注射による安全性と有効性を評価することです。安全性については、副作用や体温・脈拍・血圧変動などを調べます。有効性については、病態の経時的変化や角膜潰瘍面積、視力検査・眼圧検査などを調べます。
介入研究
安全性:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞の結膜下注射による副作用(全身症状、注入局所の変化(疼痛、腫脹)、バイタルサイン(体温・脈拍・血圧変動)、臨床検査値(肝腎心肺機能障害)
有効性:ヒト脂肪由来間葉系幹細胞の結膜下注射による病態の経時的変化、角膜潰瘍面積、前眼部3 次元光干渉断層計による角膜形状解析、視力検査・眼圧検査
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
慶應義塾大学病院
東京都新宿区信濃町35
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。