脳性麻痺の治療法は限られており、臍帯血細胞輸血が改善効果があるとの報告があるため、血縁同胞臍帯血有核細胞輸血の安全性を評価し、脳障害に対する効果を確認するための治験を行う。
男性・女性
1歳以上
7歳以下
この治験は、脳性麻痺の治療法を開発するための研究です。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1になります。治験の目的は、治療法の安全性を評価することです。治験に参加する患者さんには、輸血を行い、その後の経過を調べます。治験の主要な評価方法は、有害事象の有無や種類、出現頻度及び時期を調べます。また、発達遅滞や知的障害、運動障害、脳波、頭部MRI画像の変化も調べます。治験の結果から、治療法の安全性や有効性を評価し、脳性麻痺の治療に役立てることを目指しています。
介入研究
安全性評価:有害事象の有無、有害事象の種類、出現頻度及び時期
1)発達遅滞・知的障害(新版K式発達指数またはWISC-IV知能検査)と運動障害(粗大運動能力尺度)の輸血前(入院日から輸血当日まで)、輸血後(退院日、輸血6、12、24か月後)の変化
2)脳波の輸血前(入院日から輸血当日まで)、輸血後(退院日、輸血6、12、24か月後)の変化
3)頭部MRI画像の輸血前(入院日から輸血当日まで)、輸血後(退院日、輸血6、12、24か月後)の変化(但し、金属の埋め込み等の理由でMRI撮影ができない症例のみCT画像を代用する。)
4)上記1) - 3) と顆粒球を除いたCD45陽性細胞数との関連性
5)上記1) - 3) とHLA(A,B、DRB1)一致数との関連性
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
高知大学医学部附属病院
高知県南国市岡豊町小蓮185-1
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