第二種
白斑、改善が難しい傷跡、治りにくい皮膚潰瘍に対する皮膚細胞の移植治療の効果についての研究
目的
この治験は、白斑、改善が困難な瘢痕、難治性皮膚潰瘍に対して、培養表皮移植を行い、創傷治癒を促進させることを目的としています。培養表皮移植は高い治療効果を示しますが、保険適用外治療(自費治療)でしか行えないため、その有効性を評価するために行われます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、年齢や性別に制限はありません。ただし、皮膚の病気が半年以上続いている人、治療についての説明を理解し、同意できる人が対象です。未成年の場合は、両親や保護者の同意も必要です。また、特定の感染症にかかっていないことも条件です。ただし、過去に特定の抗生物質や動物に対してアレルギーがある人、皮膚がんや精神症状がある人、妊娠中や授乳中の人、または全身的な治療が必要な感染症にかかっている人は参加できません。また、医師が参加を不適切と判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、新しい治療法を試すための研究で、患者さんに治療を行います。今回の治験は、白斑、改善が困難な瘢痕、難治性皮膚潰瘍という病気を対象にしています。治療の効果を評価するために、術後1年の時点で移植部位の皮膚疾患の改善率を臨床写真で評価します。また、定量的な評価も行い、分光側色計や皮膚粘弾性測定装置を使用します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
エンドポイントは術後1年の時点で移植部位の皮膚疾患の改善率をもとに、以下の判定基準に従って評価する。
有効性判定基準(移植部の皮膚疾患の改善率):極めて有効(70%以上)、有効(70%~50%)、やや有効(50%~10%)、どちらともいえない(10%未満)、無効(0%)。
ただし、改善率は臨床写真にて評価する。
第二結果評価方法
定量的評価
1) 分光側色計
2) 皮膚粘弾性測定装置
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
名古屋市立大学病院
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
お医者さまへ
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