この治験の目的は、自己リンパ球を使った免疫療法によって、難治性着床障害の患者の妊娠率を向上させることです。
この治験に参加するための条件は、18歳以上46歳以下の女性で、3回以上の胚移植を行った難治性着床障害と呼ばれる患者です。ただし、当院で体外受精ができる年齢(18〜46歳)を超えている患者や、受精卵が形態良好胚にならない患者は除外されます。また、担当医師が本試験に不適当と判断した患者も除外されます。
この治験は、不妊症の患者さんを対象に、体外受精で作った胚を3回以上移植しても妊娠に至らない場合に、新しい治療法を試す研究です。この治療法は、フェーズ0という段階で、まだ初期の実験段階にあります。主な目的は、移植した胚が子宮に着床するかどうか、そして妊娠がうまく進むかどうかを調べることです。また、移植する胚のグレードや、治療中に合併症が起こる頻度も評価します。
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京都大学医学部附属病院
京都府京都市左京区聖護院川原町54
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