特定臨床研究

膵β細胞機能に与える影響を比較する、トホグリフロジンとメトホルミンの初期治療による2型糖尿病の治療効果を検証する多施設共同研究

治験詳細画面

目的


この治験は、2型糖尿病患者に対して、新しい薬トホグリフロジンと既存の薬メトホルミンを比較し、膵β細胞機能に与える影響を調べるものです。

対象疾患


2型糖尿病
糖尿病

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、20歳以上90歳未満で、男性でも女性でも参加できます。参加する前に、HbA1cという検査を受けて、血糖値が6.5%以上9.0%未満で、尿ケトンが陰性の人が参加できます。また、3か月以上血糖降下薬を飲んでいない人で、研究について十分な説明を受けて、自分自身で参加する意思を持っている人が参加できます。 一方、参加できない人もいます。例えば、トホグリフロジンやメトホルミンという薬に過敏症の既往歴がある人、乳酸アシドーシスや糖尿病網膜症が安定していない人、肝臓や腎臓、心臓などの病気が重い人、妊娠中の女性、糖尿病の合併症が重い人、アルコールを過剰に飲む人、栄養不良や飢餓、脳下垂体や副腎の機能不全がある人、食事療法を守れない人などが参加できません。また、研究責任医師が不適当と判断した人も参加できません。

治験内容


この治験は、2型糖尿病の治療方法を研究するために行われます。治験のタイプは介入研究で、フェーズ4になります。治験の主な目的は、4週後の膵β細胞機能指標(Disposition index)の変化量を評価することです。また、血液や尿の検査、体重や血圧などの変化も評価します。治験の結果から、2型糖尿病の治療に役立つ情報を得ることが期待されています。

治験フェーズ

フェーズ4: 市販薬の再調査

利用する医薬品等

一般名称

トホグリフロジン水和物、メトホルミン塩酸塩

販売名

デベルザ、メトグルコ

実施組織


北海道大学病院

北海道札幌市北区北十五条西七丁目

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