特定臨床研究
進行性の肺がん患者に対する、イピリムマブとニボルマブの併用療法と放射線照射の第2段階の治験
AI 要約前の題名
進行非小細胞肺癌患者に対するイピリムマブ+ニボルマブ療法と放射線照射との併用療法の第Ⅱ相試験(NEJ053B/NJLCG2201)

目的
この治験は、未治療の進行性非小細胞肺がん患者を対象に、イピリムマブとニボルマブの併用療法に放射線照射を併用することが有効で安全であるかどうかを調べるものである。治療の成功率を主な評価項目として検討する。
AI 要約前の目標
未治療進行非小細胞肺癌患者を対象に、イピリムマブ+ニボルマブ併用療法に放射線照射を併用することの有効性と安全性について、奏功割合を主要評価項目として検討する。
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、非小細胞肺癌と診断され、根治照射ができない進行症例や転移症例、術後再発例であること、EGFR遺伝子変異陰性かつALK融合遺伝子陰性であること、イピリムマブ+ニボルマブ併用療法を初回薬物療法として予定していること、30Gy/10回の分割照射が可能な病巣を有すること、ECOG performance status(PS)が0-1であること、放射線照射予定部位以外でRECIST(version1.1)による測定可能病変を有すること、主要臓器の機能が十分に保持されていること、登録時に3か月以上の生存が期待されること、そして本試験内容について十分な説明を受け、患者本人から文書による同意が得られていることが必要です。 一方、除外される条件として、EGFR遺伝子変異またはALK融合遺伝子のいずれかが判明していること、免疫療法または放射線治療の治療歴があること、症状のある脳転移を有すること、自己免疫疾患の合併または慢性的もしくは再発性の自己免疫疾患の既往歴があること、臓器移植歴があること、重篤な合併症があること、HBs抗原陽性か、HBc抗体またはHBs抗体陽性でHBウイルスDNAが検出感度以上のこと、CT画像上明らかな間質性肺炎を有すること、ステロイドまたは免疫抑制剤を使用中または中止後2週間以内であること、排液を要する体液が貯留していること、妊婦・授乳婦・妊娠している可能性のある女性、妊娠の意思のある女性、または挙児を希望する男性であること、活動性のある重複癌を有すること、重篤な薬剤過敏症の既往歴を有すること、または研究代表者または担当医師が本試験への参加が不適切と判断したことが挙げられます。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳以上上限なし
選択基準
1) 組織診または細胞診で非小細胞肺癌の診断が確定している症例
2) 根治照射が不可能な局所進行(臨床病期ⅢB,ⅢC期)、転移性(臨床病期Ⅳ期)または術後再発例
3) EGFR遺伝子変異陰性及びALK融合遺伝子陰性の症例
4) 初回薬物療法としてイピリムマブ+ニボルマブ併用療法を予定している症例
5) 30Gy/10回の分割照射が可能な病巣(脳を除く)を有する症例
6) 同意取得時20歳以上の症例
7) ECOG performance status(PS)が0-1である症例
8) 放射線照射予定部位以外で RECIST(version1.1)による測定可能病変を有する症例
9) 主要臓器の機能が十分に保持されている症例
10) 登録時に3か月以上の生存が期待される症例
11) 本試験内容について十分な説明を受け,患者本人から文書による同意が得られている症例
除外基準
1) EGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子のいずれかが判明している症例
2) 免疫療法、放射線治療のいずれかの治療歴がある症例
3) 症状のある脳転移を有する症例
4) 自己免疫疾患の合併または慢性的もしくは再発性の自己免疫疾患の既往歴のある症例
5) 臓器移植歴がある症例
6) 重篤な合併症
7) HBs抗原陽性か、HBc抗体またはHBs抗体陽性でHBウイルスDNAが検出感度以上の症例
8) CT画像上明らかな間質性肺炎を有する症例
9) ステロイドまたは免疫抑制剤を使用中または中止後2週間以内の症例
10) 登録時に排液を要する体液が貯留している症例
11) 妊婦・授乳婦・妊娠している可能性のある女性、妊娠の意思のある女性、または挙児を希望する男性
12) 活動性のある重複癌を有する症例
13) 重篤な薬剤過敏症の既往歴を有する症例
14) その他、研究代表者または担当医師が本試験への参加が不適切と判断した症例
治験内容
この治験は、進行している非小細胞肺癌の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2と呼ばれる段階で行われます。治験の主な目的は、治療方法が効果的であるかどうかを調べることです。治験の結果は、客観的な奏功割合という方法で評価されます。また、1年間の無増悪生存割合や病勢制御率、無増悪生存期間、全生存期間、有害事象発現割合なども評価されます。治験に参加する患者さんたちは、治療方法の効果や安全性を確認するために、定められた治療を受けます。
利用する医薬品等
一般名称
イピリムマブ、ニボルマブ
販売名
ヤーボイ点滴静注液20mg・50mg、オプジーボ点滴静注20mg,100mg,240mg
組織情報
実施責任組織
東北大学病院
宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
お問い合わせ情報
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