特定臨床研究

妊娠中のSS-A抗体陽性女性における先天性房室ブロックの再発を抑制するヒドロキシクロロキンの効果を調べる臨床試験

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、新生児ループスの心病変を合併したことのある妊婦に対して、ヒドロキシクロロキン投与が房室ブロックの発症を抑制するかどうかを調べることです。

対象疾患


前児で新生児ループスの心病変合併した抗SS-A抗体陽性の妊婦
新生児
-

参加条件


募集中

この治験に参加できる女性は、18歳以上で、抗SS-A抗体陽性が指摘されているか、前児でcNLと診断されているか、子宮内の正常妊娠で、妊娠推定週数が10週(10週6日)までの人です。また、治験に参加する前に、文書を読んで自由意思に基づいた同意を取得する必要があります。ただし、先天性心疾患、フッ化ステロイドやプレドニゾロンの使用、HCQの投与禁忌、重篤な疾患、精神病性の特徴を伴ううつ病や統合失調症、試験期間中に受診が困難になることが分かっている場合など、いくつかの除外基準があります。また、担当医師が本試験の対象として不適当と判断した場合も参加できません。

治験内容


この治験は、新生児ループスの心病変合併した抗SS-A抗体陽性の妊婦を対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2に属します。主要な評価方法は、胎児期または出生時の児の房室ブロック(II or III度)で、第二の評価方法には、児の房室ブロック、cNLの有無、心拍数異常、心内膜線維弾性症、子宮内胎児死亡、早産児、体重の小さい児、異常な体腔内液体貯留、有害事象の発生頻度、新生児ループスの皮膚病変が含まれます。治験の安全性評価は、分娩出産時まで、眼科検査のみ母は分娩出産6ヶ月後、児は1年後まで行われます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

ヒドロキシクロロキン

販売名

プラケニル

実施組織


東京都立多摩総合医療センター

東京都府中市武蔵台2-8-29

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