特定臨床研究
ドナーの血液型に反応する抗体が陽性の患者に対する治療法についての研究:脱感作療法と抗体関連の拒絶反応治療にリツキシマブが与える効果
目的
この治験は、移植後に抗ドナーHLA抗体(DSA)が陽性となった人に対して、脱感作療法と抗体関連型拒絶治療にリツキシマブがどのような効果を持つかを調べる臨床研究です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、男性でも女性でも、年齢に制限はありません。ただし、移植前の検査で抗ドナー抗体が陽性であるか、移植後にDSA関連型拒絶反応症例がある人が対象です。一方、妊娠中または妊娠の可能性がある女性、心や肺の機能が低下している人、肝臓に問題がある人、骨髄抑制がある人、感染症を患っている人、リツキシマブ、マンニトール、ホウ素に過敏症の既往歴がある人、または主治医が不適当と判断した人は参加できません。
治験内容
この治験は、慢性腎不全や腎移植後の患者さんを対象に、新しい治療法の効果や安全性を調べるものです。治験の種類は「介入研究」で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、投薬後の抗体の値の変化や、腎移植の可否などです。また、治療後の患者さんの状態や副作用も調べます。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献できるかもしれません。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
【移植前脱感作療法に関する研究】
1回目のリツキシマブ投与2週、8週後の抗ドナーHLA抗体
(DSA)のMFI値(Mean fluorescence intensity)の減弱
【腎移植後DSA陽性抗体関連型拒絶反応の治療に関する研究】
リツキシマブ投与24週後の抗ドナーHLA抗体(DSA)のMFI
値(Mean fluorescence intensity)の減弱
第二結果評価方法
【移植前脱感作療法に関する研究】
① 腎移植の可否と腎移植時のDSAのMFI値(腎移植が可能だった症例のみ)
② リツキシマブ投与における安全性評価
【腎移植後DSA陽性抗体関連型拒絶反応の治療に関する研究】
① 治療後の血清クレアチニン値の変化、尿蛋白/クレアチニン比(g/gCr)の変化、移植腎の組織所見の変化(Banff分類に基づく)、リツキシマブ投与における安全性評価
② リツキシマブ投与における安全性評価
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
リツキシマブ
販売名
リツキサン
実施組織
新潟大学医歯学総合病院
新潟県中央区旭町通1-754
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