特定臨床研究
小児の腹膜透析において、長時間貯留する場合に2.5%糖濃度のイコデキストリン透析液が優れているかを調べる試験
目的
この治験は、小児の腹膜透析患者に対して使用されるイコデキストリン透析液の効果と安全性を調べることを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、17歳以下の男女で、小児腹膜透析をしている人で、腹膜透析を始めてから3か月以上経過している人です。また、患者の法的保護者から本試験に参加することの同意が文書で得られている必要があります。ただし、腹膜炎罹患後3か月以内の人や、腹膜を操作する手術から3か月以内の人、腹腔内癒着やコンパートメント症候群で規定注液量の注液が困難な人、主治医が本試験参加を不適当と判断した人は参加できません。
治験内容
この治験は、末期腎不全の治療方法について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2の段階にあります。主要な評価方法は、イコデキストリン透析液と2.5%糖濃度透析液を使った除水量の比較です。また、腹膜機能の違いや貯留時間による除水量の比較、そして透析液の溶質除去能や糖吸収量の比較も行われます。治験の目的は、より効果的な末期腎不全の治療法を見つけることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
12時間貯留時のイコデキストリン透析液と2.5%糖濃度透析液の体表面積あたり除水量(mL/m2)の比較
第二結果評価方法
1.腹膜機能の違い(腹膜平衡試験カテゴリー)によるイコデキストリン透析液と2.5%糖濃度透析液の除水量(mL/ m2)の比較
2.8時間貯留時のイコデキストリン透析液と2.5%糖濃度透析液の除水量(mL/ m2)の比較
3.各透析液の貯留時間(8時間対12時間)による除水量(mL/ m2)の比較
4.イコデキストリン透析液と2.5%糖濃度透析液での溶質除去能ならびに糖吸収量の比較
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
イコデキストリン含有腹膜透析液、イコデキストリン含有腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液、2.5%糖濃度腹膜透析液
販売名
エクストラニール腹膜透析液、ニコペリック腹膜透析液、ダイアニール-N PD-4 2.5%腹膜透析液、レギュニール LCa 2.5%腹膜透析液、ミッドペリックL 250腹膜透析液、ダイアニール-N PD-2 2.5%腹膜透析液、レギュニール HCa 2.5%腹膜透析液、ミッドペリック 250腹膜透析液
実施組織
東京都立小児総合医療センター
東京都府中市武蔵台2-8-29
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