特定臨床研究

HER2陽性の進行期乳房外パジェット病に対するHER2阻害薬の治療の安全性と効果を調べる試験(TEMENOS試験)

治験詳細画面

目的


HER2陽性の進行期乳房外パジェット病の患者に対して、トラスツズマブ エムタンシンという治療法の効果と安全性を調べるための治験を行います。

対象疾患


HER2陽性乳房外パジェット病
乳房外パジェット病

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、20歳以上の男性・女性で、乳房外パジェット病や進行期のがんで、HER2陽性が確認されている人です。また、治療前の検査結果が一定の基準を満たしていることや、心電図に異常がないことも条件となります。ただし、重篤な合併症や他の治験に参加している人、妊娠している可能性のある人などは参加できません。治験に参加する前に、患者本人から文書で同意を得る必要があります。

治験内容


この治験は、HER2陽性乳房外パジェット病という病気の治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2という段階にあります。主な評価方法は、治療を3回行った後の効果率です。また、治療の効果以外にも、無増悪生存期間や全生存期間などの評価方法もあります。治療によって起こる有害事象についても調べます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

トラスツズマブ エムタンシン

販売名

カドサイラ

実施組織


慶應義塾大学病院

東京都新宿区信濃町35

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