特定臨床研究
ステロイド含嗽療法がIgA腎症に安全かつ効果的な治療法となる可能性についての研究
目的
この治験は、IgA腎症という病気に対して、ステロイド含嗽療法が安全であり、治療効果があるかどうかを調べるために行われます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、当院で腎生検を受け、IgA腎症と診断された患者、または扁桃摘出術を行う方針となった患者、当院外来に通院している患者、そして同意書に署名できる20歳以上の患者です。一方、以下の条件を満たす患者は参加できません。同意書に署名できない患者、ステロイドパルス療法を先行して行う方針となった患者、経過観察の方針となった患者、ステロイドまたは免疫抑制剤を使用している患者、妊婦または授乳中の女性、口腔内に活動性の感染を認める患者、口腔内カンジダや食道カンジダなどの既往がある患者、急激な腎機能悪化を認める患者、何らかの感染症を有する患者、悪性腫瘍を有する患者、C型肝炎などの肝臓疾患を有する患者、そして研究者が参加不適切と考える患者です。
治験内容
この治験は、IgA腎症という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験の種類は「介入研究」といい、治療法を試すために患者さんに新しい薬を飲んでもらいます。治験の目的は、新しい薬が安全かどうかを確認することです。評価方法は、有害事象や臨床検査値、臨床所見、炎症反応上昇の有無、耐糖能異常の有無などを調べます。また、治療の効果を調べるために、血液検査や尿検査などを行います。治療に対する患者さんの遵守率や誤飲の頻度も調べます。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
安全性評価(有害事象、臨床検査値、臨床所見、炎症反応上昇の有無、耐糖能異常の有無)
第二結果評価方法
1) IgA腎症における臨床学的指標(血清IgA値、血清Gd-IgA1値、Creatinine、eGFR、尿蛋白/クレアチニン比、尿中赤血球数)
2) ステロイド含嗽療法に対するアドヒアランス(治療の遵守率、誤飲の頻度)
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
デキサメタゾン
販売名
デカドロンエリキシル0.01%
実施組織
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3-1-3
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