特定臨床研究

腹腔鏡下大腸がん手術における、特殊な注射による手術中のがんの位置を確認する治験

治験詳細画面

目的


この治験は、大腸癌や直腸癌の手術前にICG局注法を使用して腫瘍の局在診断ができるかどうかを従来の点墨法と比較検討することを目的としています。ICGは比較的安全な試薬で、乳癌や肝機能評価などに使用されています。ICG局注法は点墨法に比べて手術中の操作の妨げになることが少なく、直腸癌にも使用できる可能性があります。今回の治験では、ICG局注法が有用かどうかを検討します。

対象疾患


直腸癌
結腸癌
結腸

参加条件


研究終了

この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、東京女子医科大学病院の消化器・一般外科に通院または入院中で、結腸癌または直腸癌と診断され、腹腔鏡またはロボット支援下手術を予定している人が対象です。また、術前2-3日前に下部消化管内視鏡及び局注が施行可能で、検査項目の値が一定の範囲内にあることが条件です。ただし、ヨードやICGにアレルギーがある人や、緊急手術が必要な人、全身状態が不良な人、または研究責任者が不適切と判断した人は参加できません。

治験内容


この治験は、結腸癌や直腸癌という病気を対象にしています。研究のタイプは介入研究で、治療方法を試験的に変えて効果を調べます。主要な評価方法は、手術前にICGという薬剤を使って消化管内の特定の箇所に局注し、手術中に赤外光でその箇所を見つけられるかどうかを確認することです。また、従来の方法とICGを使った方法の比較や、組織学的な評価、有害事象の有無、領域リンパ節の評価なども行います。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

一般名称

インドシアニングリーン

販売名

ジアグノグリーン

実施組織


東京女子医科大学病院

東京都新宿区 河田町 8-1

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