特定臨床研究

慢性呼吸不全患者におけるL-mentholの香りが、労作時の呼吸困難に与える影響についての予備的研究

治験詳細画面

目的


この治験は、慢性呼吸器疾患の患者に対して、L-mentholの嗅覚刺激が労作時の呼吸困難に対して有効かどうかを調べる研究です。

対象疾患


慢性閉塞性肺疾患
間質性肺炎
肺疾患
肺炎

参加条件


研究終了

この治験に参加できる人は、呼吸器内科に通院していて、COPDまたはIIPsと診断された人で、年齢が20歳以上で、歩行が自立している人、呼吸機能検査や6MWTができる人、病状が安定していて、治療を3ヶ月以上変更していない人、そして治験の内容について十分な説明を受け、文書による同意が得られた人です。ただし、重度の整形外科疾患や中枢神経疾患で日常生活に介助が必要な人、過去6ヶ月以内に現病の増悪による入院歴がある人、安定しない心疾患を有する人、職業肺、サルコイドーシス、気道過敏症、悪性疾患、免疫不全による肺感染症などその他重篤な肺疾患の既往を有する人、鼻閉および嗅覚障害を有する人、その他、治験の安全性を損なう可能性のある人、または治験の計画に従うことが困難と判断された人は参加できません。

治験内容


この治験は、慢性閉塞性肺疾患や特発性間質性肺炎という病気を対象にした研究で、介入研究と呼ばれるタイプです。治験フェーズはフェーズ2で、主要な結果評価方法は、6分間歩行試験前後の修正Borg scaleという評価方法を使います。また、6分間歩行試験前後のSpO2、脈拍数、歩行距離、健康関連QOL(SGRQ)、1日の平均歩数、大腿四頭筋筋力、握力、最大吸気 / 呼気口腔内圧、肺機能、呼吸困難の言語質問票、多次元呼吸困難プロファイル、有害事象なども評価します。治験の目的は、新しい治療法の効果や安全性を調べることです。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

メントール

販売名

ハッカ油「ニッコー」

実施組織


千葉大学医学部附属病院

千葉県千葉市中央区仁戸名町654-1

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