特定臨床研究

逆流性食道炎の初期治療におけるVonoprazanとEsomeprazoleの比較試験:再発を考慮した多施設前向きランダム化試験

治験詳細画面

目的


P-CABという薬を使って逆流性食道炎の初期治療を行うことが、従来の薬であるPPIよりも症状の消失率や再発率において優れているかどうかを調べるための治験を行います。

対象疾患


逆流性食道炎

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、以下の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらない場合は参加できません。 1) 逆流性食道炎で、内視鏡検査でロサンゼルス分類gradeA-Dのびらん性食道炎が確認されている。 2) 胸やけの症状がある。 3) 年齢が20歳以上である。 4) 治験について十分な説明を受け、理解した上で、自分自身の意思で文書同意が得られた。 ただし、以下の条件に当てはまる人は参加できません。 1) BMIが35以上の高度肥満の人。 2) 食道裂孔ヘルニアが3cm以上ある人。 3) PPIやヒスタミンH2受容体拮抗薬などの制酸剤を、同意取得前の14日以内に服用している人。 4) 過去28日以内に、グルココルチコステロイドやCOX-2阻害剤を含むNSAIDsを週に3日以上連続して摂取している人。ただし、アセチルサリチル酸の1日量150mg/日までの定期的な摂取は例外です。 5) 食道、胃、または十二指腸の外科手術の既往がある人。 6) 食道狭窄を持っている人。 7) 強皮症を持っている人。 8) 本試験薬剤に対してアレルギー反応を起こす可能性がある人。 9) 薬物乱用や、本試験参加および結果の評価に支障をきたす健康状態、心理状態、社会的状況を持っている人。 10) 妊婦、授乳中、または妊娠の可能性がある人。妊娠の疑いがある場合には、妊娠反応検査を行います。 11) 研究責任医師または分担医師が、対象として不適当と判断した人。

治験内容


この治験は、逆流性食道炎という病気の治療方法を比較するものです。治療に使う薬の種類や期間を変えて、症状の再発率や治療効果を調べます。また、副次的に、症状消失率や内視鏡的治癒率、総服薬量や医療費なども調べます。この治験は、フェーズ4という段階で行われます。

治験フェーズ

フェーズ4: 市販薬の再調査

利用する医薬品等

一般名称

ボノプラザン、エソメプラゾール

販売名

タケキャブ、ネキシウム

実施組織


千葉大学医学部附属病院

千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1

お医者さまへ


治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください

ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください

治験を募集している方ですか?


Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。