特定臨床研究

高齢者の脳腫瘍に対する新しい治療法の試験

治験詳細画面

目的


この治験は、初めて脳にできた腫瘍で、年齢が71歳以上で体力が50以上の人を対象に行われます。治療に使う薬剤の効果を調べるため、腫瘍の種類や治療に対する感受性を調べ、その結果をもとに治療法を探索的に検討します。

対象疾患


膠芽腫

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、71歳以上の男性・女性です。膠芽腫と診断され、手術または生検が4週間以内に行われ、MGMTメチル化とTMZ薬剤感受性がある人で、血液、腎臓、肝臓の機能が十分で、測定可能な病変がある人です。また、同意書に署名した患者(代諾者も可)が参加できます。ただし、活動性感染症や他の医学的に重篤な状態にある人、重複がんを持つ人、既知の過敏症を持つ人、肝疾患を持つ人、カルムスチンの使用がある人、頭蓋内病変に対して化学療法、放射線療法、既往がある人、または担当医が不適当と判断した人は参加できません。

治験内容


この治験は、膠芽腫という病気を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2という段階にあります。治験の目的は、患者さんの全生存期間を延ばすことです。また、無増悪生存期間や奏功割合、有害事象、QOL、認知機能なども評価します。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献できるかもしれません。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

テモゾロミド

販売名

テモゾロミド

実施組織


横浜市立大学附属病院

神奈川県3-9, Fukuura, Kanazawa-ku, Yokohama, Kanagawa

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