特定臨床研究

肝臓の脂肪がたまる病気に対する、アミノ酸の薬の効果を調べる試験

治験詳細画面

目的


非アルコール性脂肪性肝疾患の治療について、アミノ酸のグリシンがインスリン抵抗性を改善し、肝病態を改善する可能性があるという仮説を検証するため、グリシンの効果を評価する治験を行う。具体的には、非アルコール性脂肪性肝疾患患者を対象に、グリシンの効果をプラセボと比較して評価する。

対象疾患


非アルコール性脂肪性肝疾患
脂肪性肝疾患
肝疾患

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、20歳以上80歳以下で男性でも女性でも構いません。腹部の超音波検査で脂肪肝があることが診断され、HOMA-IRが2.5以上の外来患者が対象です。また、治験に参加することに同意していることが必要です。一方、飲酒歴がある人や、脂肪肝炎以外の肝疾患にかかっている人、肝硬変や肝性脳症の高リスク患者、インスリン療法中の人、糖尿病や統合失調症の人、牛乳や乳製品にアレルギーがある人、妊娠中や授乳中の人、研究責任医師や研究分担者が不適格と判断した人は参加できません。

治験内容


この治験は、非アルコール性脂肪性肝疾患を対象として行われます。治験のタイプは介入研究で、投与2週後のHOMA-IR値の変化量が主要な結果評価方法となります。また、75gOGTTのインスリン、グルカゴン、C-ペプチドおよび血糖値、肝機能パラメータ、炎症の指標、脂質パラメータ、超音波エラストグラフィーによるCAP値および肝硬度値、体組成計Inbody®による体重・BMIの変化、筋肉量、体水分量、体脂肪量、四肢骨格筋肉量の変化も評価されます。また、副作用や臨床検査値異常などの有害事象も調べられます。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

一般名称

グリシン、カゼイン

販売名

グリシン、乳酸カゼイン

実施組織


順天堂大学医学部附属順天堂医院

東京都文京区本郷2-1-1

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