シメチジンおよびドルテグラビルによる腎有機カチオントランスポーター介在性薬物間相互作用の定量的評価法構築のためのメトホルミンおよび内在性基質を用いたオープンラベルクロスオーバー探索研究

臨床研究

目的

シメチジン、ドルテグラビルの薬物により誘導されるメトホルミンと内因性バイオマーカーの速度論的パラメータの変化を比較することで、これらのトランスポーター介在性DDIを定量的に評価することに適した内因性バイオマーカーを特定することを目的とする。また、この研究のもう1つの目的として、相互作用薬(シメチジンおよびドルテグラビル)および被相互作用薬であるメトホルミン、内在性バイオマーカーそれぞれの体内動態を記述し、薬物相互作用機序(MATE1/2-K阻害あるいはOCT2阻害)により連結することで、トランスポーターを介したDDIを定量的に説明できる生理学的薬物動態モデル(PBPKモデル)を構築する。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

情報なし

参加条件

性別


年齢

なし


選択基準

男性


除外基準

<研究中止基準>

研究責任医師および研究分担医師は、何らかの理由で研究継続が不可能と判断した場合には、研究薬の投与を中止し、中止・脱落の日付・時期、中止・脱落の理由、経過をカルテならびに症例報告書に明記するとともに、中止・脱落時点で必要な検査を行い有効性・安全性の評価を行う。以下に中止基準について記載する。

有害事象発生により研究を中止する場合、研究責任医師または研究分担医師は速やかに被験者の安全を確保するとともに、適切な処置を行い、現状に回復するまで適切な間隔で追跡調査を行う。

<中止基準4>

1) 被験者より研究参加の同意の撤回があった場合

2) 選択基準を満たさない、あるいは除外基準に抵触していることが研究開始後に判明した場合

3) 有害事象の発現により研究責任医師または研究分担医師が研究の継続を困難と判断した場合

4) 被験者が著しく研究実施計画書の規定を遵守しなかった場合

5) 研究責任医師の判断あるいは認定臨床研究審査委員会の指示により、研究全体が中止された場合

6) その他、研究責任医師または研究分担医師が研究の継続が困難または被験者に不利益が生じると判断した場合

7) 研究責任医師および研究分担医師または研究実施医療機関スタッフの指示に従わない場合

8) 予備被験者として交代しなかった場合

治験内容


主要結果評価方法

・メトホルミン(OCT2およびMATE1/2-Kプローブ)、シメチジン(MATE1/2-K阻害剤)、ドルテグラビル(OCT2阻害剤)の投与時・非投与時における内在性基質の動態パラメータ

測定対象:血漿および尿中のクレアチニン, N1-メチルニコチンアミド, N1-メチルアデノシン、そのほか、OCT2およびMATE1/2-Kをはじめ、他の薬物トランスポーターおよび薬物代謝酵素の内在性基質

・メトホルミン、シメチジン、ドルテグラビルの薬物動態(PK)の評価

測定対象:血漿および尿中のメトホルミン、シメチジン、血漿中のドルテグラビル

・PBPKモデルを用いた解析

テスト化合物の血漿中濃度および尿中排泄速度を、PBPKモデルを用いて計算する。計算結果と実測値との差を最小二乗和により評価する。AICを計算する。


第二結果評価方法

・血漿および尿検体における他の代謝物の動態パラメータ

利用する医薬品等

一般名称

メトホルミン塩酸塩、シメチジン、ドルテグラビルナトリウム


販売名

メトグルコ®錠500 mg、タガメット®錠400 mg、テビケイ®錠50 mg