特定臨床研究
多施設共同探索研究による、アルツハイマー病の進行機序解明のための画像・バイオマーカー縦断コホート研究
目的
この治験の目的は、アルツハイマー病の初期段階であるプレクリニカル期の自然経過を調べ、認知機能検査や生活習慣、血液バイオマーカー、アミロイドやタウのPETによる蓄積の評価などを行い、進行リスクの評価を行うことである。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、50歳以上85歳以下で、男性でも女性でも参加できます。参加する前に、自分の意思で参加することに同意し、研究の全ての手順に従うことに同意する必要があります。また、認知症ではなく、健康状態が良好で、視力や聴力が十分で、日本語が理解できることが必要です。女性の場合、閉経後2年以内で、妊娠検査が陰性であることが必要です。ただし、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病、脳血管性認知症などの疾患がある場合や、精神症状がある場合は参加できません。また、研究責任医師がリスクがあると判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、プレクリニカルアルツハイマー病という病気を対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、主要な結果評価方法は、プレクリニカルADからMCIへのコンバートの有無で層別化した場合の、PACC、CFI、CDR-SB、APOE遺伝子型です。また、第二の結果評価方法として、PET検査結果(アミロイド)、血液バイオマーカー(Aβ分子種、リン酸化タウ、NfL)、身体・生活活動に関する指標(睡眠解析結果、動作解析結果)があります。治験の目的は、この病気の治療法を開発することです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
プレクリニカルADからMCIへのコンバートの有無で層別化した場合の、PACC、CFI、CDR-SB、APOE遺伝子型
第二結果評価方法
(1) PET検査結果(アミロイド)
(2) 血液バイオマーカー(Aβ分子種、リン酸化タウ、NfL)
(3) 身体・生活活動に関する指標(睡眠解析結果、動作解析結果)
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
MK-6240、フロルベタピル、フルテメタモル
販売名
なし、アミヴィッド、ビザミル
実施組織
東京大学医学部附属病院
東京都文京区本郷7-3-1
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