特定臨床研究
手足のしびれに効くミロガバリンの効果と安全性を、パクリタキセル治療中の患者で調べる治験
目的
この研究は、乳がん患者の末梢神経障害に対して、ミロガバリンの効果と安全性を調べるための小規模な研究です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上75歳以下の男性・女性で、原発性乳癌の患者であることが条件です。また、周術期化学療法を受けているか、終了後に末梢性ニューロパチーが出現した患者で、ECOG PS0-1であることが必要です。さらに、研究に参加することに同意し、患者質問票に適切に回答できることが条件です。ただし、末梢神経障害を有する患者や、CIPNを生じうる化学療法の使用歴がある患者、心臓ペースメーカーを使用している患者、肝機能障害を有する患者、薬剤を使用している患者、アレルギーの既往歴がある患者、コントロール不良な糖尿病患者などは参加できません。研究担当医師が不適当と判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、原発性乳癌の患者さんを対象に、新しい治療薬の効果を調べるものです。治験のタイプは「介入研究」で、患者さんに新しい薬を投与して、その効果を調べます。主に調べるのは、手足の末梢性ニューロパチーという症状に対する効果で、その他にも様々な評価方法があります。治験の結果は、患者さんの症状の改善や、薬の副作用などを調べることで得られます。治験は、新しい治療法を開発するために必要なもので、患者さんの安全性を最優先に行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
ミロガバリン投与開始後4週の手足の末梢性ニューロパチーに対するVAS(Visual Analogue Scale)
第二結果評価方法
①上下肢のPNQ(Patient Neurotoxicity Quest ionnaire)の変化
②FACT/COG-NTXの変化
③上下肢のPainVisionの変化
④オコナー巧緻テストの変化
⑤化学療法の完遂率と減量率
⑥患者日誌による以下の自覚症状(PRO-CTCAE &trade™日本語版)眠気、吐き気、めまい、腕や脚のむくみ
⑦内服薬に関するアンケート調査
⑧試験薬の内服完遂率
⑨試験終了後の試験薬剤の継続の状況
⑩試験薬により出現した有害事象の CTCAE ver5.0による評価(ただし、試験薬との因果関係が明らかに否定できるものは除外する)
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
ミロガバリンベシル酸塩錠
販売名
タリージェ錠
実施組織
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天久保2-1—1
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