特定臨床研究
拡大経蝶形骨手術における手術前後の抗菌薬の効果を調べる臨床試験
目的
この治験の目的は、拡大蝶形骨手術を受けた患者にセフトリアキソンを投与し、その薬剤が脳脊髄液にどのように移行するかを時間の経過とともに評価することです。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、以下の条件に当てはまる人は参加できません。治験薬の成分に過敏症の既往歴がある人、セフェム系抗生物質に過敏症の既往歴がある人、脊索腫が疑われる人、全身麻酔や手術をするのに支障がある病気を持っている人、副鼻腔炎やMRSA保菌がある人、心臓や肝臓、腎臓の病気が重い人、HBs抗原、HCV抗体、HIV抗体が陽性の人、妊娠中または妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性、手術時間が11.5時間以上の人、MRIの造影剤に過敏症がある人、免疫抑制剤やステロイドを使用中の人、試験薬の投与予定日の3か月以内に他の治療目的の試験薬を受けた人、研究責任者や医師が不適格と判断した人です。また、参加する前に詳しく説明を受け、理解した上で自分自身の意思で同意書に署名する必要があります。
治験内容
この治験は、腰椎ドレナージを併用した拡大経蝶形骨手術を受ける患者を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、主要な評価方法は、手術後1日目のCTRXの髄液/血液濃度比です。また、髄液中のCTRX濃度の推移や、手術侵襲とCTRX髄液移行の関連など、様々な評価方法があります。治験の目的は、CTRXの髄液移行性について調べることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
Day 1のCTRXの髄液/血液濃度比
第二結果評価方法
髄液中のCTRX濃度の推移、CTRXの髄液/血液濃度比の推移、髄液/血液ALB比とCTRX髄液移行性、手術侵襲とCTRX髄液移行の関連、手術時間と髄液移行の関連、髄液一般所見とCTRX髄液移行性の関連、血液炎症所見とCTRX髄液移行性の関連、術中の髄液漏スコアとCTRX髄液移行性の関連、BMIとCTRX髄液移行性の関連、解熱鎮痛薬とCTRX髄液移行性の関連、髄液中CTRXのtime above MIC、CTRX測定法の検討
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
セフトリアキソンナトリウム水和物Ceftriaxone Sodium Hydrate(略号:CTRX)
販売名
セフトリアキソンナトリウム静注用0.5 g「日医工」、セフトリアキソンナトリウム静注用1 g「日医工」
実施組織
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天久保2-1-1
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。