特定臨床研究
膝や股関節の病気の人がSI-613/ONO-5704を使った時に起こるアレルギー症状についての研究
目的
この治験は、ジョイクル®関節注を投与された膝OAまたは股OA患者に対して、アレルギー検査や遺伝子検査を行い、ジョイクル®関節注投与後にアナフィラキシー症状が起こる原因を調べることを目的としています。また、検査の有用性も確認します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上の男性・女性で、膝や股関節の病気(OA)で、ジョイクル®関節注を1回以上受けたことがある人、または過去にジョイクル®関節注を受けた後、重篤なアレルギー(アナフィラキシー)を起こしたことがある人です。ただし、治験に参加する前4週間以内にアナフィラキシーを起こした人や、DF-Na、HA又はマクロゴールに対するアナフィラキシーの確定診断を受けたことがある人、重大な心血管疾患を持っている人などは参加できません。また、治験に参加することに同意できる自由意思がある人に限ります。
治験内容
この治験は、変形性膝関節症や変形性股関節症の患者さんを対象に、新しい薬の効果や安全性を調べるものです。治験のタイプは「介入研究」で、患者さんに新しい薬を投与して、その効果や副作用を調べます。主要な評価方法は、プリックテストによる各調査項目の陽性割合です。また、第二の評価方法として、様々な検査を行い、特定のアレルギー反応や遺伝子の関連性などを調べます。治験に参加する患者さんは、治験の内容やリスクについて詳しく説明を受けた上で、自由に参加することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
プリックテストによる各調査項目の陽性割合
第二結果評価方法
・好塩基球活性化試験による各調査項目の陽性割合
・特異的IgE抗体検査(ELISA測定)による各調査項目の吸光度
・特異的IgE抗体検査(検査キット使用)による各調査項目の陽性割合
・ジェノタイピングで測定された遺伝子多型によるゲノムワイド関連解析における特定アレルの保持割合
・好塩基球活性化時に分泌される分子の探索における検査結果で得られた各タンパク質の増加が認められた研究対象者の割合
・好塩基球活性化時に分泌される分子の探索における培養上清中の非タンパク質(ヒスタミン、システイニルロイコトリエン及び血小板活性化因子(PAF))の濃度
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム(10倍希釈濃度)(本品は開発品ではなく、本研究では検査試薬として使用するため、開発コード該当なし)、ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム、ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム溶液(10倍希釈濃度)(本品は開発品ではなく、本研究では検査試薬として使用するため、開発コード該当なし)、ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム溶液(本品は開発品ではなく、本研究では検査試薬として使用するため、開発コード該当なし)、ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム溶液(ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム3倍量含有)(本品は開発品ではなく、本研究では検査試薬として使用するため、開発コード該当なし)、マクロゴール400溶液(10倍希釈濃度)(本品は開発品ではなく、本研究では検査試薬として使用するため、開発コード該当なし)、マクロゴール400溶液、ヒスタミン二塩酸塩液、滅菌生理食塩水
販売名
なし、ジョイクル®関節注30mg、なし、なし、なし、なし、マクロゴール400、アレルゲンスクラッチエキス陽性対照液「トリイ」ヒスタミン二塩酸塩、塩化ナトリウム
実施組織
日本大学医学部附属板橋病院
東京都板橋区大谷口上町30-1
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