特定臨床研究

心臓病治療におけるエタノール投与の安全性と効果に関する研究

治験詳細画面

目的


この治験は、心臓病の治療に使われる薬剤を、新しい方法で投与することによって、治療の効果と安全性を確認するために行われるものです。具体的には、エタノールを心臓の中に注入し、治療の効果と安全性を確認することを目的としています。

対象疾患


閉塞性肥大型心筋症
肥大型心筋症

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、40歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、以下の条件を満たす必要があります。1つ目は、閉塞性肥大型心筋症の患者であること。2つ目は、左室流出路狭窄を呈する閉塞性肥大型心筋症に対して経皮的中隔心筋焼灼術を受ける患者であること。3つ目は、十分な薬物療法を受けていること。4つ目は、心不全症状や胸痛、失神などの症状があること。5つ目は、心エコー検査やカテーテル検査で左室内圧較差が50mmHg以上であること。6つ目は、40歳以上であること。そして、7つ目は、治験に参加することについて十分な説明を受け、理解した上で自分自身の自由意思で同意書に署名することができることです。 一方、以下の条件を満たす人は治験に参加できません。1つ目は、過去に中隔心筋焼灼術や心筋切除術を受けたことがある人。2つ目は、ペースメーカーや除細動器を植え込んでいる人。3つ目は、大動脈弁や僧帽弁の置換術を受けた人。4つ目は、冠動脈バイパス術を受けた人。5つ目は、左室流出路狭窄ではなく、左室中部狭窄が主体の人。6つ目は、未治療の冠動脈狭窄病変を持っている人。7つ目は、造影剤アレルギーや気管支喘息の既往がある人。8つ目は、血清Creが2.0 mg/dL以上の慢性腎臓病の人(ただし、維持透析症例は除く)。9つ目は、重度のアルコール過敏症の人。10つ目は、妊娠中または妊娠の可能性がある女性。11つ目は、研究責任医師が被験者として不適当と判断した人です。

治験内容


この治験は、閉塞性肥大型心筋症という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験のタイプは介入研究で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、手術中に完全房室ブロックが発生する割合を調べます。また、エタノールという薬剤を使って、ヒス束電位や心電図の変化、ペースメーカーの必要性なども調べます。治験の目的は、新しい治療法が安全で効果的かどうかを確かめることです。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

一般名称

無水エタノール

販売名

無水エタノール注

実施組織


筑波大学附属病院

茨城県つくば市天久保2-1-1

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