特定臨床研究
進行性がん患者に対するトラスツズマブ+ペルツズマブ併用療法の長期投与研究(HER2遺伝子の増幅を認める場合)
目的
「HER2遺伝子の増幅を認める進行性固形がん患者を対象とした治験で、トラスツズマブ+ペルツズマブ併用療法を長期的に行うことが安全で効果的かどうかを確認するための試験です。」
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる条件は、20歳以上の男性・女性で、以下の条件を満たす人です。 ①既に第II相試験に登録されており、治療を継続している人。 ②妊娠可能な女性またはそのパートナーを持つ人で、治療薬を投与されてから28週間以内に適切な避妊方法を行うことに同意できる人。 ③自分自身で文書同意ができる人。 以下の条件を満たす人は、治験に参加できません。 ①治験に参加する前4週間以内に、他の臨床研究に参加した人。ただし、観察研究を除く。 ②治験に参加することが好ましくない、または治験の要件を満たすことが難しいと判断された人。 ③その他、治験責任医師が不適当と判断した人。
治験内容
この治験は、介入研究と呼ばれるもので、フェーズ2という段階で行われます。対象疾患は固形癌で、治療法の効果を調べるために行われます。主な評価方法は、患者さんが生きている期間を調べる「全生存期間」で、また、副作用などの発生頻度も調べます。治験の目的は、新しい治療法が安全で効果的かどうかを確かめることです。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
トラスツズマブ、ペルツズマブ
販売名
ハーセプチン、パージェタ
実施組織
東京医科歯科大学病院
東京都文京区湯島1-5-45
同じ対象疾患の治験
- 進行がん治療薬ABBV-303の安全性と効果を評価する初回投与試験
- 固形がん患者に対するAMG 305の安全性と忍容性の第一段階試験
- 固形がん患者に対する新しい治療法の研究
- HERTHENA-PanTumor01(U31402-277): HER3-DXd(U3-1402)を使用した、局所進行または転移性の固形がん患者を対象とした、第II相の多施設共同複数コホート非盲検proof of concept 試験
- 高度な卵巣がん、腹膜がん、卵管がんに対する新しい治療法の試験:CDH6を標的とする抗体薬物複合体Raludotatug Deruxtecan(R-DXd)の多施設共同無作為化第II/III相試験
- 固形がんの進行が局所的で手術ができないか、転移している患者に対して、遺伝子組み換えのウイルスM1-c6v1を使った治療の安全性、忍容性、薬物の働き方、抗がん効果を調べる、第一段階の試験(非盲検、用量を徐々に増やしていく)。
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。