2型糖尿病患者におけるイメグリミン投与時の血糖低下を示す臨床マーカーの比較評価ならびに赤血球に及ぼす影響

臨床研究

目的

本研究は、

2型糖尿病患者患者において、イメグリミン1,000mgを1日2回、6ヵ月間投与したときの、HbA1cとGAおよび1,5-AGとの血糖低下率の乖離を確認するとともに、その乖離の原因と推測される赤血球への影響についても検討する。

基本情報

募集ステータス募集中

対象疾患

情報なし

お問い合わせ情報

組織

医療法人健清会 那珂記念クリニック


メールアドレス

m-katou@kensei-kai.com


電話番号

029-353-2800

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参加条件

性別

男性・女性


年齢
20歳 以上上限なし

選択基準

以下の基準を全て満たす患者を対象とする。1)食事・運動療法のみ、食事・運動療法に加えα-グルコシダーゼ

(α-GI、アカルボースを除く)またはメトホルミン、もしくは両剤併用で治療している2型糖尿病患者患者2)同意取得日の年齢が20歳以上の男性または閉経女性患者3)同意取得日のHbA1cが6.5%を超え、8.5%以下の患者4)同意取得日4週間前から同意取得日まで糖尿病治療薬の用法用量を変更していない患者5)本研究の参加について、本人から文書にて同意が得られた患者


除外基準

同意取得日に以下の除外基準に1つでも該当する患者は対象から除外する。1)α-GIおよびメトホルミン以外の糖尿病治療薬を服用している患者2)貧血(男性<13 g/dL、女性<12 g/dL)を有する患者3)低

血症(<3.0 mg/dL)患者4)甲状腺機能障害患者5)肝硬変患者6)ネフローゼ症候群、中等度又は重度(eGFRが45mL/min/1.73m2未満)の腎機能障害のある患者7)抗薬、抗血栓薬を投与中の患者8)悪性腫瘍と診断されている患者9)代諾者を要する患者10)イメグリミン製剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者11)イメグリミンのに該当する患者12)その他、研究担当医師が本研究の対象として不適当と判断した患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

イメグリミンのベースライン(0ヵ月)と投与後6カ月とのヘモグロビン濃度の変化


第二結果評価方法

以下の①~④の項目は、ベースライン(0ヵ月)と前観察期間、観察期間、追跡期間の各時点との比較、イメグリミン投与後6カ月と追跡期間の各時点との比較を行うとともに、前観察期間と観察期間でのベースラインからの変化量を比較する。①赤血球寿命②赤血球変形能③赤血球数、白血球数、ヘモグロビン濃度、Ht④赤血球恒数(MCV、MCHC、MCH)以下の⑤および⑥の項目は、ベースラインと前観察期間および観察期間の各時点との比較を行う。⑤ HbA1c、GA、1,5-AGの実測値、ベースラインからの変化量およびベースラインを100%としたときの血糖低下率(血糖低下率は各時点において、それぞれの指標間での比較も行う)⑥ GA/HbA1c比及び1,5-AG/ HbA1c比以下の⑦および⑧の項目は、FGMシステムによる測定データを使用し、ベースラインと観察期間(イメグリミン投与後3ヵ月まで)の各時点との比較を行う。⑦1日平均グルコース値の変化および血糖低下率(ベ―スラインはイメグリミン投与前日)⑧14日間の平均グルコース値、推定HbA1c値、血糖値管理指標値(GMI)およびそれぞれの血糖低下率(ベ―スラインはイメグリミン投与前14日間)  推定HbA1c(%) = (平均グルコース [mmol/L] + 2.59 ) / 1.59  GMI (%) = 3.31 + 0.02392 × (平均グルコース [mg/dL])⑨ HbA1c実測値と実測値前後の推定HbA1c値の前観察期間および観察期間の各時点の比較およびそれぞれの血糖低下率の各時点での比較

利用する医薬品等

一般名称

イメグリミン


販売名

ツイミーグ錠500mg

組織情報

実施責任組織

医療法人健清会 那珂記念クリニック


住所

茨城県那珂市中台745-5

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