特定臨床研究
アルツハイマー型認知症患者に対するフェルラ酸とセイヨウトウキを含む食品の効果を調べる試験
目的
この治験は、アルツハイマー型認知症患者に対して、フェルラ酸とセイヨウトウキの配合食品をアリセプト5mgと併用して投与することで、症状の予防や改善効果があるかどうかを調べるものである。プラセボをアリセプト5mgに併用した場合と比較して、二重盲検ランダム化比較試験を行う。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、65歳以上85歳以下で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、東京歯科大学市川総合病院か他の病院で通院している必要があります。また、アルツハイマー病の可能性があり、軽度AD基準を満たす必要があります。さらに、ドネペジル塩酸塩5mgを1ヶ月以上前から内服できている必要があります。参加する前に、詳しい説明を受けて、自分自身や代諾者の同意が必要です。また、視聴覚障害がなく、筆記能力が正常で、日本語が母国語である必要があります。重篤な疾患がなく、必要な検査や治療が実施可能であることが医師によって判断された人が参加できます。ただし、過去にアルコールや薬物等の物質関連障害、うつ病、双極性障害、統合失調症などの既往がある人、または他の精神・神経疾患の併発や既往がある人は参加できません。さらに、重度の全身疾患や肝障害、腎障害、循環器疾患を有する人、アレルギーの禁忌に該当する人、他の治験に参加している人、抗認知症薬や抗精神病薬、抗うつ薬、抗てんかん薬を内服している人なども参加できません。研究責任医師が参加が不適当と判断した人も参加できません。
治験内容
この治験は、アルツハイマー型認知症の治療方法を研究するものです。治療方法には、薬剤の投与が含まれます。治験の目的は、投与後の患者さんの認知症の症状の改善を評価することです。評価方法には、患者さんの認知症の症状を測定するための検査や、日常生活の活動能力を測定するための検査が含まれます。また、アミロイドβ蛋白比という物質の量や、音声録音による患者さんの発話内容も評価します。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
Alzheimer's Disease Assessment Scale-Cognitive Component-13 Japanese versionのベースラインからの変化率([投与48週後の値-投与開始前(0週)の値]/投与開始前(0週)×100)
第二結果評価方法
(1)Alzheimer's Disease Assessment Scale-Cognitive Component-13 Japanese version
(2)iADRS(Integrated Alzheimer's Disease Rating Scale
(3)ADCS-iADL(Alzheimer's Disease Cooperative Study-Instrumental Activities of Daily Living Inventory
(4)MMSE-J(Mini Mental State Examination-Japanese)
(5)EQ-5D-5L(EuroQol 5 dimensions 5-level)
(6)SDISS(Sheehan Disability Scale)
(7)OSIT-J(Odor Stick Identification Test for Japanese)
(8)アミロイドβ蛋白比(Aβ42/Aβ40)
(9)2分間の音声録音
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
フェルラ酸、セイヨウトウキ(ガーデンアンゼリカ)抽出物
販売名
なし
実施組織
東京歯科大学市川総合病院
千葉県市川市菅野5-11-13
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。