特定臨床研究
進行性非小細胞肺がんに初回免疫療法を行った後の局所治療と免疫チェックポイント阻害剤を組み合わせた治療の効果を調べる試験
目的
この治験は、ドライバー遺伝子が陰性または不明の進行性非小細胞肺がん患者に対して、プラチナ製剤併用療法と免疫チェックポイント阻害薬を組み合わせた治療を行った後、再発した患者に対して局所治療と免疫チェックポイント阻害薬の集学的治療の有効性と安全性を評価することを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上の男性または女性で、非小細胞肺がんと診断され、一定の治療を受けた後に病気が進行している患者です。また、身体的な基準もあり、精神疾患や自己免疫疾患、重篤な過敏症反応の既往歴がある患者は除外されます。担当医師が不適当と判断した場合も参加できません。詳細は医師からの説明を受けて、患者本人が文書による同意をする必要があります。
治験内容
この治験は、新しい治療法を試すための研究です。対象疾患は、非小細胞肺癌という病気で、治療の効果を調べます。治験のフェーズは、フェーズ2で、治療法の安全性や効果を調べる段階です。主要な評価方法は、無増悪生存期間というもので、病気が進行しない期間を調べます。また、安全性や全生存期間、治療の完遂割合、維持治療への移行割合、増悪形式、奏効割合なども評価します。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献できます。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)、ペメトレキセドナトリウム水和物、アテゾリズマブ(遺伝子組換え)、ニボルマブ(遺伝子組換え)、イピリムマブ(遺伝子組換え)、ドセタキセル、ラムシルマブ(遺伝子組換え)注射液
販売名
キイトルーダ点滴静注20mg/キイトルーダ点滴静注100mg、アリムタ注射用100mg/アリムタ注射用500mg、テセントリク点滴静注 1200mg、オプジーボ点滴静注20mg / 100mg / 120mg / 240mg、ヤーボイ点滴静注液20mg/ヤーボイ点滴静注液50mg、ドセタキセル点滴静注20㎎/1mL / 80㎎/4mL「ニプロ」、サイラムザ点滴静注液100mg/サイラムザ点滴静注液500mg
実施組織
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3丁目1番3号
同じ対象疾患の治験
- 転移性非小細胞肺癌患者の治療法比較研究(eVOLVE-Lung02)
- 切除可能な肺がん患者における術前血液検査と手術後の病気進行の関係を調査する研究
- 肺がん患者のリンパ液の流れに関する研究
- 未治療の肺がん患者に対する新薬Repotrectinibと既存薬クリゾチニブの比較試験(TRIDENT-3)
- KRAS G12C変異を有する肺がん患者に対する新しい治療法の効果を比較する国際共同試験
- KRAS遺伝子の変異があるが、PD-L1が陰性の肺がん患者において、ソトラシブとプラチナダブレットの併用療法がペムブロリズマブとプラチナダブレットの併用療法と比較してどの程度有効かを調べるための治験(CodeBreaK 202)
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。