特定臨床研究
肛門前がん前病変とヒトパピローマウイルス感染に対するプラズマ乳酸菌の治療効果についての研究
目的
この治験は、プラズマ乳酸菌を使用した微生物治療が肛門HPV感染やHPV関連肛門前癌病変に対する新しい治療法として有効かどうかを調べるためのものです。無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を行い、新しい治療法の可能性を評価します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できるのは、男性で18歳以上65歳未満の方で、肛門ハイリスクHPV感染がある方、男性と性交渉をする方、そして同意書にサインしていただける方です。ただし、HIV感染者で抗HIV療法を受けていない方、ステロイドや免疫抑制剤を使用している方、整腸剤を服用中の方、乳酸菌などの製品を一日一本以上摂取している方は参加できません。また、担当医師が研究への参加を不適当と判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、ヒトパピローマウイルス感染症に対する新しい治療法を調べるものです。治験のタイプは「介入研究」で、治療法を試すために参加者に薬を与えます。主な評価方法は、治療後6か月後に肛門に感染するハイリスク型HPVジェノタイプの変化や感染の消失率を調べます。また、第二の評価方法として、治療後6か月後に拡大肛門鏡や肛門擦過細胞診を行い、肛門前癌病変の変化や改善率を調べます。さらに、HIV感染者におけるCD4値の変化も調べます。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献できます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
6か月後の肛門に感染するハイリスク型HPVジェノタイプの変化および感染の消失率
第二結果評価方法
①6か月後の拡大肛門鏡による病理学的な肛門前癌病変の変化
②6か月後の肛門擦過細胞診による肛門前癌病変の改善率
③6か月後の、HIV感染者におけるCD4値の変化量・率
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
プラズマ乳酸菌含有カプセル
販売名
なし
実施組織
国立国際医療研究センター病院
東京都新宿区戸山1-21-1
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。