
治験の目的は、脂肪から取った幹細胞を使った点眼薬が、治りにくい目の病気を持つ患者に対して安全かどうかを調べることです。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 1. **年齢**: 20歳以上の方なら誰でも参加できます。上限はありません。 2. **性別**: 男性でも女性でも参加できます。 ### 参加するための条件 - **目の病気**: 角結膜上皮障害という目の病気があり、これを治すための点眼薬を使っている方が対象です。この病気が1ヶ月以上続いていることが必要です。具体的には、目の状態を評価するスコアがあるのですが、簡単に言うと、目の状態が悪いと判断される方が対象です。 ### 参加できない人 1. **目の病気や障害**: 瞬きができない、まぶたが下がっている、精神的な病気、パーキンソン病など、目を閉じることに影響を与える病気がある方は参加できません。 2. **フォローアップが難しい方**: 治験のルールを守ったり、定期的に通院することが難しい方(精神的な理由、家族の事情、社会的な問題、遠くに住んでいるなど)は参加できません。 3. **医師の判断**: 研究を担当する医師が、あなたが治験に参加するのに適していないと判断した場合も参加できません。 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを考えてみてください。もし不明な点があれば、気軽に質問してくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、新しい治療法がどのように効果を持つかを調べるためのものです。具体的には、難治性角結膜上皮障害という目の病気に対する治療法を研究しています。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階で行われています。これは、新しい治療法が安全であるかどうかを最初に確認するための段階です。 ### どんな病気を対象にしているの? 対象となる病気は「難治性角結膜上皮障害」です。これは、目の表面にある角膜や結膜に問題がある状態で、治りにくい病気です。 ### どのように効果を測るの? 治験では、治療の効果をいくつかの方法で評価します。主な評価方法は「眼刺激スコア」というもので、目の刺激の感じ方を0から10の点数で評価します。治療前の点数から4週間後に、平均して2点未満の改善が見られることが目標です。 ### その他の評価方法 さらに、以下のような項目も評価します: 1. 眼刺激スコア(目の刺激の感じ方) 2. 視力(どれくらい見えるか) 3. 角膜内皮細胞の数(目の健康状態) 4. 角膜の感覚(目の感覚がどれくらいあるか) 5. ドライアイの自覚症状(日本語版のアンケートを使います) 6. ドライアイに関する生活の質(別のアンケートを使います) 7. 涙の層が壊れるまでの時間 8. 特別な染色を使った目の状態の評価 9. 涙の分泌量(シルマー試験という方法で測ります) 10. 目を開けている時間 11. 使用した点眼薬の細菌検査 12. 副作用の有無やその重症度 13. 有害事象(治療によって起こる可能性のある問題) 14. これらの評価項目と参加者の基本情報との関連 この治験は、目の病気に対する新しい治療法の安全性と効果を確認するために行われています。参加することで、あなたの目の健康に貢献できるかもしれません。興味があれば、ぜひ詳しくお話ししましょう。
介入研究
眼刺激スコア (0-10点) のベースラインから4週間後の平均変化量が+2.0未満
①眼刺激スコア
②視力
③角膜内皮細胞密度
④角膜知覚
⑤日本語版Ocular Surface Disease Index (J-OSDI)によるドライアイ自覚症状スコア
⑥Dry Eye-Related Quality of Life Score (DEQS)によるドライアイ自覚症状スコア
⑦涙液層破壊時間
⑧フルオレセイン角結膜染色スコア
⑨涙液分泌量 (シルマー試験I型)
⑩最大開瞼時間
⑪被験者が使用した点眼液を用いた細菌培養検査
⑫副作用の有無・重症度
⑬有害事象
⑭副次評価項目①-⑬と研究対象者基本情報の関連
フェーズ1: 健康な成人が対象
脂肪組織由来間葉系幹細胞由来順化培養液 (CM-ADSCs) 点眼
なし
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都文京区本郷3-1-3
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