
治験の目的は、脳の機能に問題があるかもしれない患者さんや健康なボランティアを対象に、特別な画像診断技術(PET)を使って脳の糖の使い方を調べることです。また、アルツハイマー病や前頭側頭型認知症などの病気が疑われる人にも同様の検査を行います。この研究では、従来の方法では見つけられなかった脳の問題を早期に発見するための手がかりを探します。さらに、新しい技術を使って得られた画像の質を評価し、従来の方法と比べることも目的としています。
男性・女性
40歳以上
80歳以下
治験の内容をわかりやすく説明しますね。 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特に「フェーズ1」という段階にあります。これは新しい治療法や薬の効果や安全性を初めて調べる段階です。 対象となるのは「高次脳機能障害」という病気です。これは、記憶や注意力、判断力などの脳の働きに影響を与える状態を指します。 この治験では、健常なボランティア(健康な人)と比較しながら、高次脳機能障害が疑われる患者さんの脳を調べます。具体的には、特別な画像診断技術「PET」を使って、脳の中での糖の代謝やアミロイド、タウという物質の状態を見ます。これによって、高次脳機能障害の早期のサインが見つかるかどうかを評価します。 評価の方法は2つあります。 1つ目は、高次脳機能障害が疑われる患者さんのPET画像に変化が見られた場合、その変化の程度を数値で示し、病気の重さとの関係を調べます。 2つ目は、体の動きによる影響を取り除いたPET画像と、動きの影響がある画像、さらに従来のPET画像とを比較して、どのような違いがあるかを明らかにします。 この治験の目的は、高次脳機能障害の診断や治療に役立つ情報を得ることです。
介入研究
健常ボランティアを対照とし、頭部用PETから得られた、高次脳機能障害が疑われる患者の脳糖代謝PET、アミロイドPET、タウPET画像上の視覚的変化を探索し、高次脳機能障害の早期所見となり得るか評価する。
1 高次脳機能障害が疑われる患者の頭部用PET画像に視覚的変化領域が認められた場合、変化領域の定量指標(Standardized uptake value, SUV)と、臨床情報として得た疾患重症度の指標との相関関係等を明らかにする。
2 体動補正後の頭部用PET画像と補正前の頭部用PET画像、体動補正後の頭部用PET画像と従来型PET画像の比較を行い、視覚的評価における違いの有無や、定量指標(SUV)の差を明らかにする。
フェーズ1: 健康な成人が対象
florzolotau(18F)(PMPBB3(18F))、フルデオキシグルコース(18F)、フロルベタピル(18F)
販売なし、フルデオキシグルコース(18F)静注「FRI」、アミヴィッド静注
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
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