特定臨床研究
前立腺がんの高リスク患者に対する炭素イオン線治療の効果と、尿道に与える照射線量の測定に関する研究
目的
この治験は、前立腺がんの高リスク患者に対する根治的な炭素イオン線治療の安全性と有効性を評価し、推奨線量を決定することを目的としています。また、自作の超小型線量計を使用して、線量が正確に照射されているかどうかを評価します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、男性で20歳以上で、前立腺がんが未治療であることが診断されている人です。また、病気の進行が進んでいる人や、治療を受けている人は参加できません。治験に参加する前に、自分自身で参加する意思があることを文書で同意する必要があります。ただし、放射線治療を受けたことがある人や、他の病気を持っている人は参加できません。また、医師や心理学者が不適格と判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、前立腺がんの治療方法を研究するために行われています。研究のタイプは介入研究で、フェーズ1と呼ばれる段階で行われます。主な目的は、治療法が患者さんにどのような影響を与えるかを調べることです。治療法によって、急性期や晩期に有害な事象が起こる可能性があるため、その評価も行われます。また、生化学的な指標や生存率、QOL(生活の質)なども評価されます。治療法の効果を詳しく調べるため、線量体積評価や尿道線量評価も行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
急性期・晩期有害事象の評価
第二結果評価方法
生化学的非再発生存率、全生存率、臨床的非再発生存率、疾患特異的生存率、線量体積評価、QOL評価、線量計による尿道線量評価
治験フェーズ
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
量子科学技術研究開発機構 QST病院
千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
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