特定臨床研究
脳波を使った治療がギャンブル依存症に効果的かどうかの研究
目的
この治験は、ギャンブル障害患者を対象に、脳の異常な機能を直接的に変えることができる新しい治療法を開発するための研究です。具体的には、fMRIによるニューロフィードバック技術を用いて、治療効果を検証することが目的です。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上60歳未満で、男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、東京医科歯科大学医学部附属病院精神科外来、あるいは京都大学医学部附属病院精神科神経科外来に通院中、京都大学近隣の専門機関に通所もしくは入所中であること。また、DSM-Vの分類で、ギャンブル障害と診断されていること、正常な矯正視力を有していること、登録時の年齢が20歳以上60歳未満であること、そして、研究参加について、被験者本人から文書による同意が得られていることが必要です。 一方、以下の条件を満たす人は、この治験に参加できません。心臓ペースメーカーの使用者、脳血管のクリップの使用者、神経の電気刺激装置の使用者、埋め込み式ポンプの使用者、金属片の体内残存を有する者、入れ墨を有する者、電気けいれん療法の治療歴を有する者、てんかんその他の神経疾患、物質依存、重篤な心疾患、意識消失を伴う頭部外傷の既往を有する者、妊娠中または妊娠の可能性がある女性、授乳中である女性、研究中の避妊に同意しない男女、そして、研究責任者または研究担当医師または主治医が本研究を安全に実施するのに不適当と判断した被験者です。
治験内容
この治験は、ギャンブル障害に対する新しい治療法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、治療法を試すことが目的です。治験の主要な結果評価方法には、ギャンブルに関する認知や信念、自己効力感などを測るための尺度があります。また、第二の評価方法として、神経心理学的なテストを行います。治験に参加する患者さんたちは、治療法の効果を確かめるために、定期的にこれらのテストを受けることになります。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
Gambling Craving Scale (GACS)
Gambling Related Cognitive Scale (GRCS)
Gambling Beliefs and Attitude Survey (GABS)
Gambling Abstinence Self-Efficacy Scale (GASS)
Yale-Brown Obsessive-Compulsive Scale for Pathological Gambling (PG-YBOCS)
第二結果評価方法
Cambridge Neuropsychological Test Automated Battery (CANTAB)
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
東京医科歯科大学医学部附属病院
東京都文京区湯島1-5-45
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