特定臨床研究

VRを使った線分二等分の試験で、身体の近くと遠くの空間で片側を無視する能力を評価する

治験詳細画面

目的


この治験は、半側空間無視という症状を評価するために、Virtual Realityの手法を用いた仮想空間内での評価を行うものである。これにより、空間認知の障害である半側空間無視をより正確に評価し、リハビリテーションプログラム作成に役立てることを目的としている。

対象疾患


脳卒中
脳梗塞
脳出血

参加条件


研究終了

この治験に参加するための条件は、40歳以上79歳以下で、男性でも女性でも参加できます。患者群の場合、初めて右大脳半球の脳卒中(脳梗塞、脳出血)を発症した人が対象で、失語症があっても検査を理解できる人、発症後2週間以上経過して全身状態が安定している人、車いすや椅子で1時間座っていられる人、そして参加に同意した人が参加できます。健常者群の場合も、年齢が40歳以上79歳以下で、参加に同意した人が参加できます。ただし、患者群・健常者群ともに、神経疾患や精神疾患、頭部外傷、意識障害、認知症、視覚障害や視野欠損がある人は参加できません。また、医師の判断により不適当と判断された人も参加できません。

治験内容


この治験は、脳卒中(脳梗塞や脳出血)の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ1という段階で行われます。治験の主要な評価方法は、没入型VRの手法とBIT行動性無視検査 日本版との比較です。また、第二の評価方法として、線分二等分試験の偏位率、水平方向の視線配分、VR酔いに関するアンケートがあります。治験に参加する患者さんは、治験の方法について詳しく説明されます。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


群馬大学大学院医学系研究科

群馬県前橋市昭和町3丁目39-15

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