特定臨床研究
腸管の血流を調べるための酸素飽和度イメージングのパイロット試験
目的
本研究は、直腸がん手術を予定している患者を対象に、術前に血流評価を行い、手術中に再建腸管の灌流域の酸素飽和度を測定することで、手術の成功率を向上させることを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、直腸がんであること、手術をする予定であること、臓器の機能が正常であること、そして自分自身で参加することに同意することが必要です。ただし、緊急手術が必要な場合や医師が不適格と判断した場合は参加できません。
治験内容
この治験は、直腸がんの治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。治験の主な目的は、手術中に血流を評価することで、手術の成功率を高めることです。評価方法には、ICG蛍光法を使って、術中の血流を評価する方法があります。また、OXEIという機器を使って、手術中と手術後に、血液中のヘモグロビンの量や、血流の状態を評価します。治験中に、試験機器の不具合や、副作用が起こる可能性がありますが、それらを調べることも目的の一つです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
ICG蛍光法による術中血流評価で判断した灌流域と虚血域の境界線における灌流域のStO2
第二結果評価方法
・ICG蛍光法による術中血流評価で判断した灌流域
と虚血域の境界線におけるStO2曲線の傾き
・OXEI及びICG蛍光法による術中血流評価で判断
した灌流域と虚血域の境界線の距離
・OXEIを用いた術中及び術後評価におけるStO2
・OXEIを用いた術中及び術後評価におけるヘモグ
ロビンインデックス
・試験機器の不具合発生割合
・試験機器に起因するGrade 3以上及びGrade 4
以上の有害事象発生割合
・縫合不全発生割合
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
千葉県柏市柏の葉6-5-1
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