特定臨床研究

脳卒中後の片麻痺で上肢が動かしにくい人に対する、脊髄刺激と装具療法の効果を比較する試験

治験詳細画面

目的


この治験は、脳卒中で片麻痺になった人の上肢機能障害に対して、脊髄刺激や装具療法がどのような効果があるかを調べるものです。

対象疾患


脳卒中

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、20歳以上80歳未満で、男性でも女性でも参加できます。また、初めて脳卒中で片麻痺になった人で、脳卒中から60日以上経っていることが必要です。患肢の手指の麻痺が中程度以上で、感覚が脱失していないこと、装具を使えること、手指の痙縮が軽度であること、ボツリヌス療法を受けた場合は最後の治療から2か月以上経っていることが必要です。また、試験プロトコールに従って通院できること、そして治験に参加することに同意していることが必要です。一方、除外される条件には、重篤な心疾患や高血圧、急性全身性疾患や発熱、肺塞栓症や肝・腎機能障害、運動を妨げる整形外科疾患、認知障害や精神疾患、他の代謝異常、電気刺激禁忌例、ペースメーカー使用例があります。

治験内容


この治験は、脳卒中の治療方法を研究するためのものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3に進んでいます。治験の主な目的は、Fugl-Meyer Assessment上肢運動項目を使って、患者の上肢の運動機能を評価することです。また、Box and Block (BBT)、Motor activity Log-14 (amount of use)(MAL-14 AOU)、Modified Ashworth scale (finger , wrist, elbow)、SIAS finger function test、患側上肢における相反性抑制、経頭蓋磁気刺激による運動誘発電位(MEP)などの評価方法も使用されます。これらの評価方法を使って、治療方法の有効性を確認することが目的です。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


順天堂大学医学部附属順天堂医院

東京都文京区本郷3-1-3

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