特定臨床研究
脳卒中後の上肢片麻痺患者に対する手指リハビリテーションロボットの有効性と安全性を検証する臨床研究
目的
この治験は、脳卒中回復期の上肢片麻痺患者を対象に、手指リハビリテーションロボットを使用した手指運動機能訓練が、従来のリハビリテーションと比較して有効かつ安全かどうかを調べるものです。治験期間は6週間で、1日当たり20分の訓練を行います。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上85歳未満の男性・女性で、初めて脳卒中を経験し、上肢片麻痺がある人です。また、脳卒中発症から15日以降、83日以内に同意を得られた人や、介入開始時に脳卒中発症から22日以降、90日以内に同意を得られた人、回復期リハビリテーション病床に入院中で、麻痺側手指Brunnstrom stage II〜IIIの人、意識レベルがJCS 0と判断されている人が対象です。ただし、クモ膜下出血による上肢片麻痺がある人や、過去に脳卒中などで上肢麻痺があった人、精神疾患に罹患している人、認知機能に問題がある人、重篤な病気を持っている人などは参加できません。また、二次登録時には、一次登録時からFMA-UEが4点以上回復した人も除外されます。
治験内容
この治験は、脳卒中で上肢の片麻痺がある人を対象に行われます。治験のタイプは「介入研究」で、治療法を試す研究です。主な評価方法は、治療前と治療後6週間後の、患側の4本の指の関節の可動域の変化量です。また、その他の評価項目もあり、患側の指ごとの可動域や握力、ピンチ力などが評価されます。治験の目的は、上肢の機能回復を促進する治療法を見つけることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
介入前評価から介入6 週後評価までの、患側母指を除く4指の各関節の手指 Active Range Of Motion(AROM)の総和の変化量
第二結果評価方法
1.介入前評価から介入6週後までのその他評価項目の変化量
2.介入前評価から介入4週後評価までの患側母指を除く4指の各関節の手指AROMの総和の変化量とその他評価項目の変化量
その他評価項目
1) 患側指ごとにおける、各関節の手指 AROM の総和
2) 患側各関節の手指 AROM
3) 患側肘関節・患側手関節 AROM
4) 患側 Fugl Meyer Assessment FMA )):上肢
5) 患側 Action Research Arm Test ARAT
6) 患側上肢 Brunnstrom stage BRS
7) 患側手指 BRS
8) Modified Ashworth Scale MAS 患側 手関節、肘関節、指 関節
9) 患側握力
10) 患側ピンチ力
11) Motor a ctivity Log MAL 14
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
株式会社 麻生 飯塚病院
福岡県飯塚市芳雄町3-83
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