特定臨床研究
下肢動脈硬化症の治療におけるステントの比較試験
目的
大腿膝窩動脈領域の症例に対して、新しいステントと既存のステントを比較し、治療効果を調べるための治験を行う。主な目的は、新しいステントの効果が既存のステントと同等であるかどうかを確かめること。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、下肢の動脈に病気があり、手術が必要な患者で、病気の長さが25cm以下で、病気の程度が2〜5段階で、血管の太さが4mm以上6mm以下で、血液が流れる動脈が50%以上開いていることが確認された患者が対象です。さらに、治験に参加する意思があることや、治験のフォローアップ評価に協力する意思があることが必要です。ただし、余命が2年以内の患者や妊婦、出血性脳卒中を発症している患者、血栓溶解療法を受けた患者、手術を受けたばかりの患者、心不全の患者、アレルギーのある患者などは参加できません。また、医師の判断で不適格とされた患者も参加できません。
治験内容
この治験は、下肢の動脈が硬くなって血流が悪くなる病気に対する治療法を研究するものです。治療方法には、手術やステントといった方法があります。治験の目的は、手術後12か月において、治療した箇所の状態が改善されているかどうかを調べることです。また、治療方法の安全性や、手術後に起こりうる出血や感染などの合併症の発生率も調べます。治療後30日、12か月、24か月において、死亡や下肢の切断、手術移行、血行再建術の施行などのイベントが起こるかどうかも調べます。治療後24か月において、治療箇所の状態が改善されているかどうかや、安静時の足の血流状態の推移、症状の進行状況なども調べます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
手技後12か月における標的病変の一次開存率
第二結果評価方法
①安全性
②出血(BARC基準:タイプ3,5及び2,3,5)
③手技後30日、12か月、24か月における以下の項目の有無及び複合イベント(MAE)の回避率
・死亡
・下肢切断
・外科的手術移行
・血行再建術の施行(CD-TLR)
④手技後30日、12か月、24か月におけるステント血栓の発現率
⑤手技後24か月における標的病変の一次開存率
⑥安静時ABIの推移
⑦Rutherford分類の推移
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
シロスタゾール
販売名
プレタールOD錠等
実施組織
東邦大学医療センター大橋病院
東京都新宿区新小川町6-29
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