特定臨床研究
軽度の記憶力や判断力の低下に対する、磁気刺激とトレーニングの効果を調べる試験
目的
この治験の目的は、MCI患者に対して、rTMSとCACRを併用した認知機能トレーニングを行い、認知機能の改善効果や神経生理学的な変化を調べることです。治験は、無作為化並行群間比較を行って検証されます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、60歳以上80歳未満で、物忘れを自覚している方で、日常生活が普通にできる方です。また、試験に通院できる方で、同意書にサインしている方が参加できます。ただし、てんかんやうつ病、躁病、統合失調症の治療中の方や、心臓ペースメーカーや金属を体内に埋め込んでいる方、重篤な心疾患や高血圧、肺塞栓症、肝・腎機能障害、精神疾患、痙攣発作を下げる薬を使用している方、授乳中の女性などは参加できません。また、研究責任医師が不適当と判断した方も参加できません。
治験内容
この治験は、軽度認知障害を持つ人を対象に、新しい治療法の効果を調べるものです。治験のフェーズはフェーズ3で、介入研究と呼ばれる種類の研究です。主要な評価方法は、治験の終了時に行うMOCA-Jという検査で、ベースラインからの変化量を測定します。また、他にも様々な検査項目があり、治療法の効果を評価します。これらの検査は、視覚や言語、記憶などの機能を測定するもので、治療法がどの程度効果的かを調べるために行われます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
終了時検査におけるMOCA-J(合計点)のベースラインからの変化量
第二結果評価方法
終了時検査における以下の項目
1.MOCA-J(下位項目(視空間・実行系、命名、注意、言語、抽象概念、遅延再生、見当識))
2.空間性ワーキングメモリ(RehaComソフトウェア(PUME))
3.Digit Span(順唱スパン数)
4.言語性ワーキングメモリReading Span Test(スパン得点)
5.Word Fluency Test(総語想起数)
6.電気生理学的評価:RMT、 SAI (ISI 21-25 grand mean)
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
順天堂大学附属順天堂東京江東高齢者医療センター
東京都江東区新砂3-3-20
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