特定臨床研究

次世代の脳刺激治療法の開発:統合失調症と自閉スペクトラム症に対するquadripulse transcranial magnetic stimulationの効果

治験詳細画面

目的


この研究は、統合失調症や自閉スペクトラム症の治療に、quadripulse transcranial magnetic stimulation (QPS) 法を使用し、神経可塑性の低下を回復させることで治療効果を検証することを目的としています。また、MRI撮像によって治療メカニズムや治療反応予測因子を解明することも副次的な目的です。

対象疾患


自閉スペクトラム症
統合失調症

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、20歳以上で65歳未満の男性または女性で、統合失調症や自閉スペクトラム症と診断された人で、過去3か月間に薬物療法に変更がなく、定期的に通院している人です。ただし、脳器質性疾患やてんかんの既往、過去6ヶ月間の物質関連障害、妊娠中・授乳中、金属インプラントやペースメーカー、MRI施行に対する禁忌がある人は参加できません。また、研究責任医師や分担医師が不適当と判断した場合も参加できません。

治験内容


この治験は、統合失調症と自閉スペクトラム症の治療方法を研究するものです。治療方法は介入研究で、患者の症状を評価するためにいくつかの尺度を使用します。統合失調症患者には、陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)や陰性症状評価尺度(BNSS)を使用し、自閉スペクトラム症患者には反復的行動尺度修正版(RBS-R)を使用します。また、治療に伴う有害事象を評価するために、QPS法によるTMS治療に関する評価も行います。さらに、統合失調症患者には、カルガリー統合失調症用うつ病尺度(CDSS)やRepeatable Battery for the Assessment of Neuropsychological Status (RBANS)などの症状評価指標を使用し、自閉スペクトラム症患者にはVineland Adaptive Behaviour Scales II (VABS-Ⅱ)やSensory Profile (SP)などを使用します。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


新宿・代々木こころのラボクリニック

東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目27-5リンクスクエア新宿3階

お医者さまへ


治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください

ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください

治験を募集している方ですか?


Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。