この治験の目的は、ボノプラザンという薬を使った場合に、腸内の細菌がどのように変化するかを調べ、ケストースという成分がその効果にどのように関わるかを明らかにすることです。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、胃や十二指腸の潰瘍がある人だけが対象です。ただし、プロトンポンプ阻害薬やボノプラザンを使っている人は参加できません。また、妊娠中の女性や、慢性腎不全や心不全の人も参加できません。文書による同意が得られない人や、医師が不適当と判断した人も参加できません。また、治験で使う薬や食品にアレルギーがある人も参加できません。
この治験は、胃や十二指腸の潰瘍が治るために、新しい薬を試す研究です。患者さんたちには、8週間の間、新しい薬を飲んでもらいます。その間、腸内の細菌の状態がどう変わるかを調べます。また、患者さんたちの体重や血液検査の結果、便の状態なども調べます。治験の結果は、患者さんたちの治療に役立つことが期待されています。
介入研究
8週間のボノプラザン投与下でのケストース・プラセボ投与での腸内細菌叢の変化
① 上部消化管内視鏡による潰瘍修復過程の変化の観察
② 短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロピオン酸など)の変化量
③ 生化学血液検査(総コレステロール値、LDLコレステロール値、HDLコレステロール値、中性脂肪、遊離脂肪酸、フェリチン、HbA1c、CRP、TP,ALBなど)の変化量
④ 腸内細菌叢の変化と排便習慣の関係
⑤ 体重及びBMIの変化量
⑥ 糞便などの代謝産物のメタボローム、胆汁酸および蛋白質の解析
⑦ 呼気中の希ガス成分と腸内細菌叢や消化管粘膜障害治癒過程との関連
情報なし:
ケストース
ベビーオリゴ
名古屋大学医学部附属病院
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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