特定臨床研究
難治性消化管疾患に対する糞便移植(糞便バンクを利用した治療)の効果
目的
この研究の目的は、消化管疾患に対する糞便移植療法の安全性、受容性、および有効性を評価することです。対象となる疾患には、CDIや炎症性腸疾患、偽性腸閉塞症、SIBO、腸症候群などが含まれます。
対象疾患
潰瘍性大腸炎
クローン病
感染症
参加条件
募集中
この治験に参加するための条件は、年齢や性別に制限はありません。ただし、アレルギー反応の既往がある薬剤を使ったことがある人や、妊娠中の女性、または妊娠する可能性のある女性は参加できません。また、ドナーの場合は、腸閉塞や悪性腫瘍を認める人、ドナー選択基準に合わない人も参加できません。研究責任者や分担者が不適切だと判断した場合も参加できません。
治験内容
この治験は、新しい治療法を試すための研究です。対象疾患は、Clostridium.difficile感染症やクローン病・潰瘍性大腸炎などで、既存の治療法が効かなかった人たちが対象です。治験のフェーズは2で、治療法の安全性や有効性を評価します。具体的には、FMTという治療法の安全性や有効性、受容性を評価します。FMTは、腸内細菌叢を調整する治療法で、治験に参加する人たちには、この治療法が行われます。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
糞便濾過液
販売名
なし
実施組織
藤田医科大学病院
愛知県愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
同じ対象疾患の治験
- 潰瘍性大腸炎の手術方法比較:ロボット vs 腹腔鏡 - 結果と術後の肛門機能を比較
- 潰瘍性大腸炎の子どもを対象とした新薬の効果と安全性に関する研究
- 青少年の中等症から重症の潰瘍性大腸炎におけるetrasimodの効果と安全性を評価する治験(非盲検,単群試験)
- 中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者にMK-7240を投与した際の効果と安全性を調べる、大規模なランダム化プラセボ対照二重盲検試験
- 中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者におけるGS 5290の効果と安全性を評価する、第2段階の二重盲検、ランダム化、プラセボ対照、用量設定試験
- 潰瘍性大腸炎の治療薬JNJ-77242113の効果と安全性を評価する第2b相の多施設共同ランダム化プラセボ対照試験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。