特定臨床研究
乾癬患者における免疫細胞のグセルクマブによる効果についての研究
目的
この治験は、日本人の尋常性乾癬患者に対して、抗IL23p19抗体(グセルクマブ)療法の効果と免疫状態の関係を調べることを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、以下の通りです。 ・年齢が20歳以上であること ・男性または女性であること ・尋常性乾癬と診断されていること(治療にグセルクマブを処方されていること) ・同意書に署名し、治験に参加する意思があること ・活動性または潜在性の結核がないこと(スクリーニング検査が必要) ・生物学的治療を受けたことがないこと ・他の臨床試験に参加していないこと ・重篤な感染症に罹患していないこと ・グセルクマブにアレルギーまたは過敏症がないこと ・許可されない治療を受ける予定がないこと ・治験参加が対象者の最大の利益となる場合であること 以上が、治験に参加するための条件です。
治験内容
この治験は、尋常性乾癬という皮膚の病気を対象にした研究です。治験のタイプは介入研究で、フェーズ4という段階で行われます。主要な評価方法は、Tregサブセット(aTreg + rTreg)/Th17とPASIスコアに応じた、皮膚及び血液試料中のDCサブセットの割合を決定することです。また、グセルクマブという薬剤を投与して、12週間の期間中に副次評価項目を確認します。これには、Th17の分化の確認、サイトカイン発現プロファイルの変化、mRNA発現量の変化が含まれます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
主要評価項目では以下の割合を決定する:
• Tregサブセット(aTreg + rTreg)/Th17
• PASIスコアに応じた,ベースラインからグセルクマブ投与12週目までの皮膚及び血液試料中のDCサブセット
第二結果評価方法
グセルクマブ投与期間を通して12週目まで,副次評価項目は以下を目的とする:
1) Th17の分化の確認
2) サイトカイン発現プロファイルの変化
3) mRNA発現量の変化
治験フェーズ
フェーズ4: 市販薬の再調査
利用する医薬品等
一般名称
グセルクマブ(遺伝子組換え)
販売名
トレムフィア皮下注100mgシリンジ
実施組織
名古屋市立大学病院
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。