特定臨床研究

高齢者の進行性小細胞肺がんに対する新しい治療法の試験

治験詳細画面

目的


高齢の進行した小細胞肺がんに対して、3種類の薬を併用した治療が効果的かどうか、安全性も含めて調べることが目的です。

対象疾患


小細胞肺癌
肺癌

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、以下の通りです。 ・年齢が75歳以上であること ・男性または女性であること ・小細胞肺癌の診断が確定していること ・進行型の小細胞肺癌、または術後再発、化学放射線療法後再発であること ・治療が行われていないこと。ただし、術後補助化学療法や化学放射線療法が行われた場合は、最終治療日から6か月以上経過していること ・ECOGの基準でPerformance Statusが0から1であること ・最新の検査値が一定の基準を満たしていること ・投与開始日より3か月以上生存が期待されること ・患者本人から文書で同意が得られていること ただし、以下の場合は参加できません。 ・症状を有する脳転移で、放射線治療や外科的切除を要する場合 ・重篤な合併症を有する場合 ・活動性の重複がんを有する場合 ・登録前7日以内に緩和的放射線治療を受けている場合 ・活動性のB型肝炎、C型肝炎を有する場合 ・間質性肺疾患、薬剤性間質性肺疾患、ステロイド治療を必要とした放射線肺臓炎の既往歴を有する場合 ・自己免疫疾患を合併している、もしくはステロイド療法を必要とした自己免疫疾患の既往がある場合 ・自己免疫疾患以外で、プレドニゾロン換算で10mg/日より高用量のステロイド剤の全身投与を受けている場合。または、免疫抑制剤を使用中の場合 ・上大静脈症候群の症状を認め、緊急に放射線治療を必要とする場合 ・精神病または精神症状を合併しており研究への参加が困難と判断される場合 ・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある場合 ・その他、担当医が不適格と判断する場合 以上が、この治験に参加するための条件と除外基準です。

治験内容


この治験は、介入研究と呼ばれる種類の研究で、小細胞肺癌という病気を対象にしています。治験フェーズはフェーズ2で、主な目的は、12か月生存割合を調べることです。また、奏効割合、無増悪生存期間、全生存期間、安全性なども評価されます。治験に参加する人たちは、新しい治療法を試すことで、自分自身や将来の患者さんのために役立てることができます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

カルボプラチン、エトポシド、アテゾリズマブ(遺伝子組換え)

販売名

別添、別添、テセントリク点滴静注1200mg

実施組織


静岡県立静岡がんセンター

静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地

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